傘持たず出でし悔いある夕立(ゆだち)かな
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夏の夕方に降る局地的な激しい雨をいう。
急に曇ってきたかと思うと、大粒の雨が激しく地面を
叩きつける。
雷鳴を伴うことも多い。
武蔵野の夕立は馬の背を分けるといわれ、局地的な
降り方をする。
日が暮れてから降りはじめることもあり、その場合は
「夜立(よだち)」と呼ばれる。
夕方の四時ごろから雨が降る予報であったが、家を出る
ときは晴れて日が差してきたので、傘を持たずに散歩に
出かけた。
すると、四時過ぎに小雨が降り、一度は上がった。
その後、再び降り出し、今度は本降りとなり、夕立となった。
帽子は被っていたが、全身ずぶ濡れとなった。
傘を持たずに出た悔いが残った。
武蔵野の森わたり来し白雨かな
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