すれ違ふ人なき道や鳥曇
雁や鴨などの渡り鳥が、春になって北方へ帰っていく頃の曇り空をいう。
その雲を鳥雲といい、この頃の風を鳥風という。
この風に乗って鳥は北へ帰っていくという。
また、帰る鳥の群れをなして羽ばたく音が風音のように聞こえるので、鳥風という説もある。
川沿いの道を歩いた。
鳥曇というべき曇り空であったため、すれ違う人がいなかった。
木を映す潦あり鳥曇
すれ違ふ人なき道や鳥曇
雁や鴨などの渡り鳥が、春になって北方へ帰っていく頃の曇り空をいう。
その雲を鳥雲といい、この頃の風を鳥風という。
この風に乗って鳥は北へ帰っていくという。
また、帰る鳥の群れをなして羽ばたく音が風音のように聞こえるので、鳥風という説もある。
川沿いの道を歩いた。
鳥曇というべき曇り空であったため、すれ違う人がいなかった。
木を映す潦あり鳥曇