俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

麦の芽

2022-12-16 | 俳句・冬・植物

 

 

日に透きて芽麦の列の交はらず

 

 

 

 

 

 

十月~十一月に蒔かれた麦の種子から出た芽をいう。

 

 

 

 

 

 

寒さに負けず、霜や雪にも耐えて少しずつ芽を伸ばしていく。

 

 

 

 

 

 

冬枯れの景色のなかにあって、麦の芽の緑色が生き生きと鮮やかに広がる。

 

 

 

 

 

 

麦の芽が日に透いていた。

その列はどこまでも交わらなかった。

 

 

 

 

 

麦の芽や風なき日和得て歩き

 

 

 


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