毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「ごったがえすスーパー」 2012年9月2日(日)  No.430

2012-09-02 08:44:18 | 中国事情
学生たちが27日に来訪した翌日から、買い物にも行かず部屋に引きこもり、
授業の準備に精神統一していた。
なんちゃって、ただ、日本文学のテキストを読み(井伏鱒二「遥拝隊長」、安部公房「棒」、莊野潤三「プールサイド小景」、井上靖「姨捨」、大江健三郎「人間の羊」、吉本ばなな「キッチン」など、バラバラ )、
各学年の名簿作ったりしていただけだ。

もはや冷蔵庫を開けても食するものがない。
暑さを避けて昨夜8時ごろ、道路向いの「財大購物広場」というスーパーに出かけた。
行って(゜o゜;;ビックリ!
夜だというのに新しい1年生たちがワンサカ押しかけて、ハンガー、固形石鹸、シャンプー、トイレットペーパー、電気ポット等等をカートに入れている。戻ってきたシニアたちも加わり、店内は何百人もの客でごった返し、暑苦しいのなんの。
スーパー内の狭い通路をどうやって往来しようと心配したが、
そういう人混みに慣れているのが中国の人々、トラブルも起こさず上手に避け合って通っている。
日本のように「あ、どうぞ」というのではなく、自然に避けて行くのである。
気遣いの仕方が微妙に違うのを感じる。

もう江西省産の蜜柑も売られだした。
まだ酸っぱいが安いので買った。
大好きなやや硬めの桃(これは日本では売っていない)、火竜果、バナナも。
火竜果(huo3 long2 guo3)は日本名が分からないが、女性の美容と健康にいいのだそうだ。
1個5元(約62円)で決して安価とは言えないが、その分、蜜柑と桃が安いのでちょっと贅沢して買ってみた。
皮をむくと意外な中身が出現する。ごま塩のお握りみたいなんである。
味はあっさりとした甘さでとても美味しい。


バナナ7本、ミカン13個、桃5個、火竜果1個…全部で17.5元(約215円)。


↓これが火竜果。


皮を剥くとこうなる。


切ると黒ゴマのようなつぶつぶの種が。食べるとプチプチする。


あら、素敵っていうか、漬け物みたい。でも甘い。




コメント
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