昨日、今日とVIP待遇で、手配された特別車(しかも日本語学科老師のガード付)
で送迎されつつ、授業をしている。
野田内閣が「尖閣国有化宣言」をしてしまった先週、教室は実にショボかった。
みんな、ガックリして声も出なかったんだろう。
直接私には言わないが、日本政府の決定に唖然としていた感があった。
そして、これからどうなっていくのか、不安そうな萎縮した様子が見て取れた。
入学時、学生たちは、自分で選んで日本語を専攻した子もいるし、
員数合わせのために有無を言わさず配置された子もいる。
それでも、辛抱我慢して勉強を続けるうちに、
次第に日本や日本人に興味や親しみを覚え、
学部を変われる2年次にも、ほとんどの子達が日本語学科に継続して在籍する。
毎年そうだ。
今週の私の課題は、
その打ちひしがれた学生達を何が何でも励ますことだ。
そして同時に、ひとりの日本人として、この反日デモをどう思っているか、
少しは言わねばならない。
いくら政治的発言はするなと言われても、こうした事態に対して沈黙するのは
あまりにも無責任だ。
彼女ら・彼らは、事実の詳細をかなり把握していた。
おそらくテレビでは映し出されない、日系企業、日本車、店舗、日本人への攻撃と破壊、略奪について、私が例を挙げ、
「絶対に許せない蛮行です。」
と言うと、みんな顔を歪めて、
「恥ずべき行動です。」と頷く。
クラスメートの中についこの間、日本に留学した子もいる。
こんな時期に留学して、どんなに不安だろう。
しかし、
「中国に居る日本人より、日本に居る中国人の方が、今のところより安全でしょう。
卵やラーメンやペットボトルをぶつけられたりした、という話は聞いていないからね~。」
と、やや皮肉っぽく慰めると、皆苦笑していた。
更に、今や日本語を専攻している事が、ヒジョーに言いづらい状況であるので、
仕方がないから、あと一ヶ月は
「フランス語専攻で~す」「韓国語やってま~す」
とか言ってごまかそう、てなこと言ったんだけど励ましになってないか。
取りあえず、私たちに出来ることは勉強を続けることだ。
今はどん底だから、これからはきっとこれよりは良くなる。
政治家も、これ以上馬鹿なことなんか、いくらなんでもできないだろう。
淡々と勉強を続け、友好のチャンスを待とう。
きっと、チャンスはまたやってくるから、と言って取りあえず締めくくった。
これまで勉強を全人生としてきた学生達は、
言われるまでもなく、これからも精一杯、日本語学習に取り組むだろう。
彼女ら・彼らにできることはそれだけだ。
貧乏で、純粋で、素直な日本語学科の学生達が、翻弄され、打ちのめされることのない賢明な政治を願う。
で送迎されつつ、授業をしている。
野田内閣が「尖閣国有化宣言」をしてしまった先週、教室は実にショボかった。
みんな、ガックリして声も出なかったんだろう。
直接私には言わないが、日本政府の決定に唖然としていた感があった。
そして、これからどうなっていくのか、不安そうな萎縮した様子が見て取れた。
入学時、学生たちは、自分で選んで日本語を専攻した子もいるし、
員数合わせのために有無を言わさず配置された子もいる。
それでも、辛抱我慢して勉強を続けるうちに、
次第に日本や日本人に興味や親しみを覚え、
学部を変われる2年次にも、ほとんどの子達が日本語学科に継続して在籍する。
毎年そうだ。
今週の私の課題は、
その打ちひしがれた学生達を何が何でも励ますことだ。
そして同時に、ひとりの日本人として、この反日デモをどう思っているか、
少しは言わねばならない。
いくら政治的発言はするなと言われても、こうした事態に対して沈黙するのは
あまりにも無責任だ。
彼女ら・彼らは、事実の詳細をかなり把握していた。
おそらくテレビでは映し出されない、日系企業、日本車、店舗、日本人への攻撃と破壊、略奪について、私が例を挙げ、
「絶対に許せない蛮行です。」
と言うと、みんな顔を歪めて、
「恥ずべき行動です。」と頷く。
クラスメートの中についこの間、日本に留学した子もいる。
こんな時期に留学して、どんなに不安だろう。
しかし、
「中国に居る日本人より、日本に居る中国人の方が、今のところより安全でしょう。
卵やラーメンやペットボトルをぶつけられたりした、という話は聞いていないからね~。」
と、やや皮肉っぽく慰めると、皆苦笑していた。
更に、今や日本語を専攻している事が、ヒジョーに言いづらい状況であるので、
仕方がないから、あと一ヶ月は
「フランス語専攻で~す」「韓国語やってま~す」
とか言ってごまかそう、てなこと言ったんだけど励ましになってないか。
取りあえず、私たちに出来ることは勉強を続けることだ。
今はどん底だから、これからはきっとこれよりは良くなる。
政治家も、これ以上馬鹿なことなんか、いくらなんでもできないだろう。
淡々と勉強を続け、友好のチャンスを待とう。
きっと、チャンスはまたやってくるから、と言って取りあえず締めくくった。
これまで勉強を全人生としてきた学生達は、
言われるまでもなく、これからも精一杯、日本語学習に取り組むだろう。
彼女ら・彼らにできることはそれだけだ。
貧乏で、純粋で、素直な日本語学科の学生達が、翻弄され、打ちのめされることのない賢明な政治を願う。