毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「新入生の軍事訓練始まる」 2012年9月14日(金) No.442

2012-09-14 21:06:03 | 中国事情

金曜の授業は午前中に4年生の「ビジネス日本語」、午後は1年生の「会話」だが、
1年生は今、軍事訓練の真っ最中なので、授業は今月末からだ。
実は、朝1時間目、麦盧園キャンパスを通って資料室に行く途中で、
ザッ、ザッと足並み揃えて運動場を行進する姿が目に飛び込み、
「イー、アール、サン!」
などと掛け声が聞こえたので、さりげなく指導者(軍人)に遠慮しながらそれをカメラにおさめた。
しかし、何故か今日に限ってパソコンはそれをピクチュアに保存してくれない。
あれこれ試して何時間もかかってしまった。
そして諦めた。
明日、あした…。

去年に続き、今年も9月の天気は新入生に味方してくれている。
つまり、とても涼しい。
3年生、4年生は
「私たちの時は、本当に暑くて辛かったのに~。」
と不満げだ。
「だから今年ももっと暑ければいいのに、と思うわけね?」
と聞くと、みんなニヤリ顔。(  ̄▽ ̄)
そう言えば、今年卒業した範さんも、
「暑いのも訓練の一つですから。」
などと厳しいことを言っていたなあ。

午前の授業後、4年生の洪さん、羅さんと第一食堂へ。
「9月は第一食堂の味が美味しいです。
新入生の保護者や学外の人がたくさん食べに来ますから。」
と言う。
それは、そのうちまた不味くなるということだ。
よくそういう悪知恵が働くなあ。

日本では、そんな露骨なことは聞いたことがないが、
この国ではこうしたことが、いろいろな場面でよくある。
これは中国が自慢できないことだ。
でも中国国内の庶民や学生は、我慢するしかない。
外国から見たら、信用できない国だと思うだけだが、
日常的に我慢を強いられるのはこの国に住んでいる一般庶民だ。
そういう訳で不満が鬱積する。
その矛先は…、向けることができる(許される)ところに向いていくのである。







コメント
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