毎月日本から便りが2通届く。
それを楽しみにしている。
一通は日本消費者連盟関西グループの「草の根だより」、
もう一通は人民新聞社の「人民新聞」だ。
どちらも、パソコンだけでは得られない情報、分析視点、
そして日本各地で前を向いて着実に行動する人々が、
こんなにたくさんいることを知らせてくれる。
「草の根だより」8月号には7月16日に東京代々木公園であった
「さようなら原発10万人集会」の参加者のレポートが載っていた。
17万人という多くの人が経験したことがない規模の集会になったという。
私も人生既に長いが、確かに17万人集会は参加したことも見たこともない。
小室等、車椅子の永六輔、佐高信、神田香織、鎌田慧、坂本龍一、内橋克人、落合恵子、大江健三郎、瀬戸内寂聴、中島哲演、武藤類子、広瀬隆…。
多くの人たちの言葉の紹介があったが、
「私はまもなく、九十歳になります。この年になると死ぬことばかり考えているが、
あとに続く命のために、この命を使う。
自分は伊藤野枝、金子文子とかの本を書いてきたけど、
抵抗し真実を求める人たちの累々たる死の積み重ねの上に今日があるのだから、
私たちもその意志を受け継いで抵抗の灯を絶やすことなく、
あきらめないで闘い続けていこう。」
という瀬戸内寂聴さんの言葉を読んで、
思わず落涙した。
「あとに続く命のために、この命を使う。」
もはやこれに尽きると思う。
それを楽しみにしている。
一通は日本消費者連盟関西グループの「草の根だより」、
もう一通は人民新聞社の「人民新聞」だ。
どちらも、パソコンだけでは得られない情報、分析視点、
そして日本各地で前を向いて着実に行動する人々が、
こんなにたくさんいることを知らせてくれる。
「草の根だより」8月号には7月16日に東京代々木公園であった
「さようなら原発10万人集会」の参加者のレポートが載っていた。
17万人という多くの人が経験したことがない規模の集会になったという。
私も人生既に長いが、確かに17万人集会は参加したことも見たこともない。
小室等、車椅子の永六輔、佐高信、神田香織、鎌田慧、坂本龍一、内橋克人、落合恵子、大江健三郎、瀬戸内寂聴、中島哲演、武藤類子、広瀬隆…。
多くの人たちの言葉の紹介があったが、
「私はまもなく、九十歳になります。この年になると死ぬことばかり考えているが、
あとに続く命のために、この命を使う。
自分は伊藤野枝、金子文子とかの本を書いてきたけど、
抵抗し真実を求める人たちの累々たる死の積み重ねの上に今日があるのだから、
私たちもその意志を受け継いで抵抗の灯を絶やすことなく、
あきらめないで闘い続けていこう。」
という瀬戸内寂聴さんの言葉を読んで、
思わず落涙した。
「あとに続く命のために、この命を使う。」
もはやこれに尽きると思う。