毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「今日から十八大スタート」 2012年11月8日(木) No.498

2012-11-08 18:42:25 | 中国事情
中国共産党第18回全国代表大会(十八大)が始まった。
北京では、この十八大のために、一千万人以上が動員され、
治安維持(中国の言葉は”維穏”)にあたっているとのことだ。
毎年維穏の費用は軍費を超えるとインターネットで披露されてもいる。
こういう時に、日本とは体制が全く異なるのをつくづく感じる。
日本でそんなことに対して公に大金を使うことなど、想像もつかない。
(裏では何をやっているものやら、疑わしいが)

国家による言論統制も、健全な国家建設という観点から見て、
正しいこととは到底言えない。
中華人民共和国という立派な名前がついている割に、
人民はあまりにも知らされていないことが多い。
(これ以上はリスクを考えて、書かないけどさ

下はある大学院生のつぶやきだ。
本当は、こんなふうにぼかして書かなければならないのも異常なことなのだが、
身の安全が第一である。
私たちは生き延びなければならない。


実は、私は今、迷っています。
民族とか、国家とか、私たちにとって、いったいどんな意味がありますか。
一昨日の授業で、先生は、
「これから中国の戦略はどこに重点を置いたほうがいいか」
と問題を出しました。
学生たちは中国の将来の為に、いろいろなアイディアを提出しました。
その時、みんなの意見を聞いて、なんとなく悲しい感じが流れています。
たとえ自分の国が富強になったとしても、どんな関係がありますか。
みんな自国のことしか考えていません。
中国の富強、中国の安全、中国の・・・等々。
他国の人間に対する優しい心はどこに置いていますか。

我が国はいい戦略を制定し、国民が豊かになります。
しかし、中国のこの発展は他国の資源を代価にもたらされます。
地球の資源は限界があり、いつかある日、きっとなくなると思います。
その時、私たち人間はどうすればいいか。
中国だけでなく、世界の国々も自らの利益ばかりに関心を持っています。
釣魚島について、中日政府、そして学者たちはいろいろ解決案を出しました。
けれども、全て政治的な目的で、自国の利益だけを獲得する解決案です。
私から見ればとても不思議だと思います。
国も人間の国で、世界も人間の世界ですよ。
みんな助け合ったほうがいいじゃありまんか。

 
これはただ私の感性的な思いです。
各国の政府が人間への優しい心を忘れないで欲しいです。


どこの国の政治家も、この学生の言葉に応える高潔な精神を持って欲しい。
政治家こそ、最も美しい心の持ち主でなければならないと私は信ずる。
コメント
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