毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「嘆いても変わらない~少しでもマシな人を①」2012年11月19日(月)No.509 

2012-11-19 19:38:25 | その他情報
東京新聞の高田昌也さん、いいこと言うね。
全面的に賛成だ。
「人気しかないあの人たち」に政治を任せたら、日本はどうしようもない深傷を受ける。
ここは冷静に、美しい日本と、そこに住む人々の未来のために、
ひとりひとりの一票を大切に使おうじゃありませんか。
(以下全文コピー&ペースト)


「嘆いても変わらない」 政治部長 高田昌也
2012年11月17日 朝刊

 昨年三月十一日の東日本大震災以来、初めての衆院選が来月十六日に行われる。多くの方々が亡くなり行方不明となっている地震と津波の被害。いまだ収束していない東京電力福島第一原発の事故。今まで信じていた原発や長大な防波堤の安全神話は崩れた。3・11で、当然と思っていた価値観が覆り、政党も連動するように十五もの政党が乱立。混沌(こんとん)とした中、私たち有権者は難しい選択を迫られている。


 「原発はいらない」と多くの人が首相官邸前のデモに集まった。今までのように政治に任せておけないという気持ちの表れだ。3・11後に生まれた「変えよう」という動きだ。しかし、政治は何も変わらない。野田佳彦首相は、反対の声をよそに関西電力大飯原発を再稼働させた。さらに、削減できる歳出をカットする前に消費税を上げることを決め、復興予算とは名ばかりのでたらめな税金の使い方が次々に明るみに。政治と私たちの思いは離れるばかりだ。


 「投票したい候補者、政党がない」という話をあちこちで聞く。民主党への期待は政権交代三年で、失望に変わった。自民党に支持が戻るかといえば、世論調査では「支持政党なし」が三割以上を占め、最大の支持を集めている。3・11以前の社会をつくってきた自民党にも期待はできないということだ。一度の政権交代で「投票したい候補者、政党がない」状態に陥った。


 しかし、嘆いていても何も変わらない。私たちにできるのは、各党、各候補の主張をよく読んで、本当に実現できることを言っているのか、うそはないのかを考えることだ。本当に原発をゼロにするのか、税金を目的通りに使うのか。もう政党、政治家にお任せの政治はやめよう。

 百パーセント自分の考えと一致する政党を見つけることは難しい。決してムードに流されずに、自分で考えて、よりましな選択をする。その判断材料を紙面で提供していきたい。来月十六日に必ず投票してもらうために。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012111702000095.html





























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする