今日のひとネタ

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三年坂を解析中 その2

2014年10月25日 | ギターと楽器のこと

 今回はアコギの話。ジャケット写真で見る限りさださんがマーチン(D-45?)で吉田さんがヤマハのようです。もっとも、ジャケットは二部の写真なのでもしかしたら一部は違うギターを持っていたかもしれません。

 アコギが1本だけ聞こえる曲としては先日書いた「ほおづき」がそうですが、あれは多分さださんでしょう。で、「追伸」はさださんがバイオリンを弾いてるのでアコギは吉田さんでしょう。聞き比べてみると、さださんのはギンギンした感じでなおかつ弦高が低くてちょっとびりついてる感じなのに対して、吉田さんの音はふくよかというか甘い感じの音がします。ギンギンとポロリポロリというくらいの違いで。

 その辺から推察するに、「縁切寺」のイントロの出だしはさださんなのではないでしょうか。あとは「島原の子守唄」も最初に弾いてるのがさださんで、あとから入ってくるのが吉田さんなのではと。

 それにしても、当時はまだ現在のエレアコと言われるギターがなかったので、写真で見てもギターのサウンドホールの前にマイクを立ててます。もっともさださんは、今でもステージを見るとギターの前にマイクを立ててるので、サウンドホールから出た音をマイクで拾うのが好きなのでしょう。当時もバーカスベリーくらいはあったような気がするのですが、こういう大きい会場でなおかつライブ盤にするコンサートでアコギの音を録ることについては、マイクだけではPAの人は苦労したでしょうね。このライブでは管も弦も入ってたので、ステージ上はかなりの大音響だったでしょうし。

 ちなみに「ほおづき」を弾くとき私はカポなしでやってるのですが、ライブ音源を聞く限りさださんは5カポでやってるようですね。多分そっちの方がやりやすいのでしょうから、挑戦してみましょうか。

 ということで、まだ何回か続きます。多分。