港町ばかりが歌の舞台になるのはいかんと思い、「高崎から船に乗って」というのを考えました。もちろん「長崎から船に乗って」に対抗してですが、あれは神戸に着くので目的地はどこがいいかというと、語呂からいくと青梅ですね。
ということで「高崎から船に乗って青梅に着いた」ということでどうでしょう。「どうやって船に乗るん?」という意見はあるでしょうが、船とはいえ宇宙船とか飛行船とかいろいろあります。それで青梅に行けばいいのです。青梅といえば港町ですから。
…違いますか。まぁいいです。森進一によると新宿もみなと町だそうですから。今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。
帰ってきたら「お、日本アカデミー賞やっとる」ということで、早速見てます。が、本当に知らない映画が多いこと! 元々あんまり映画は見ない方なのですが、ヒットしたとか話題になったのは大体知ってると思ってたのですが。
考えてみれば「さよなら渓谷」も昨年のこの賞で知ったので、これを機会になんか見てみるのもいいかも。実は見よう見ようと思ってた「小さいおうち」もまだ見てないし…。
物凄く久しぶりに聞きました。ラジオからたまたま流れて来たのですが、そもそもラジオで聞いたのは初めてかも。当時は結構流行ったような気がするのですが、テレビで見たのがほとんどだったので。
これはご当地ソングのように思ってたのですが「長崎から船に乗って神戸に着いた」ってだけで、長崎は単に出発地なんですね。これがヒット曲になったんだから、世の中わからんものです。
ただ、これは是非次世代にも歌い継がれていって欲しい曲です。何しろ、これを知らないと「長崎か~ら~ ふ~ねに乗って 神戸で吐~いた~」という替え歌が通じませんので。「飲め~と~ 言われ~て~ 飲んだら吐~いた~」はまだ通じるような気がするのですが。
マルクスとか資本論について学ぼうと書店に出かけ、見つけたのがこれ。作者はご存じ芥川賞作家ですが、そもそも受賞作の「僕って何」が学生運動をテーマにしてたので、元々マルクスを勉強してた人なのですね。
オビの表側は「資本主義の末路か? 大貧民の逆襲!? マルクスの《答え》を学ぶな! その《問い》を見据えよ!」で、裏側は「マルクスの逆襲は現実のものとなりつつある。あと数年もしないうちに、世界中の大部分の労働者が大貧民と化し、大貧民の逆襲が始まることになるかもしれないのだ。」というもの。
実際にこれは凄くいい本です。新書で役に立つ本はないというイメージだったのが、これは内容的に素晴らしいです。マルクス関係は何冊か読もうかと思っていたのが、実際新しい本ではあんまり見つからず、もうこの本だけでいいかなと思うくらい。
マルクスとか資本論を調べようと思ったきっかけは「チェ・ゲバラ伝」。ゲバラがマルクス思想にはまっていて、あの頃のキューバがまさにアメリカの資本家が小作農を搾取していたわけで、今の世界でも貧富の差がこのまま広がっていったら、同じような事態になるのでは?と思った次第。若年者の貧困が拡大するのなら、いっそのこと社会主義の方がいいんじゃないの?とかチラっと思って、ではなぜ社会主義国は次々と崩壊したのかとか知りたかったわけです。そういう点ではこの本はぴったりですね。
この本での主張によると、アダムスミスが言った「神の見えざる手」というのは経営者の良識があってのことであって、今のように無国籍に広がるファンドにはそれがまったくないと。マルクスが言った資本主義の破綻とは、ファンドがいくら儲けてもトリクルダウンは起こらず、際限なく格差が広がる近未来の社会ではないかと。あるいはもうその段階に来てるのかも、と。
この本のいいのは「では、どういう社会がいいのか?」というのが書いてあって、それが実現できるかどうかは別にして、やればできるかもと思うところに夢がありますね。キーポイントは農業ですが、やはり食料は自給率を上げるべきだとか思うわけです。興味のある人はご一読を。今の世の中で是非読むべき本です。
昨年は本を10冊ほどしか読まなかったのですが、今年は既に9冊読了。何がどうかというと、ブックオフで本を買うのをやめて大手の書店に行くようにしたら、面白そうなのがいっぱい見つかるんですね。
と、当たり前の話ですが、書店巡りはやっぱり楽しいです。大手とはいえツタヤはあんまり楽しくないですけど。まぁ私の行ってたブックオフがしょぼいということもあるんでしょうけど…。
「面接で『好きなテレビは?』と聞かれたらNHKと答えとけ」という話があります。それはNHKのCMなのですが、私も朝は朝チャンもめざましもやめてNHK見てるし、夜もNEWS WEB見てるし、ブラタモリもあまちゃんもカーネーションも妄想ニホン料理も好きだけど、好きなテレビはNHKとかは言えんなぁ。
本当に面接でそんなことを聞く人もそう答える人もいないとは思いますが、万一本当に「NHKが好き」と答えた場合「じゃあ、あの会長についてはどう思ってるんだ?」と突っ込まれる可能性があります。その場合、相手がどう思ってるかによってややこしい話になることもあるので要注意でしょう。
実は夕べのドラマ「ジャンクション39~男たち、恋に迷走中!~」はなんかつまんなくて見てられなかったので、「NHKが好き!」とは言いません。「だから荒野」は面白かったです。「花燃ゆ」は今のところつまんないです。
と、まぁ好きだったり嫌いだったり。って、当たり前ですけど。
今夜放送のドラマでまだ見てないのでレビューではありません。番組表を見ていたらたまたま発見したのですが、なんとなく気になるので。
番組サイトによると<ありそうでなかった“恋愛”コメディがついに登場!恋に恋するアラフォー男子の迷走ぶり、ひょっとして誰かさんに似てたりして?目からウロコの恋愛テクニックも満載。>だそうです。
出演は武田真治、野間口徹、大地洋輔などで、この3人がもてないアラフォーだとか。武田真治がもてないと言われてもあんまりリアリティないですが、まぁ福山とか西島とか竹ノ内だったらそれころありえないので、なんとかセーフにしましょう。なによりも演出が吉田照幸というのに期待。
興味のある人はどうぞ。今夜11時からBSプレミアムです。しかし、これを見るとなると、今夜は大河~流星ワゴン~だから荒野と続くわけで4時間ドラマを見続けることになるわけで…。まぁ多分幸せなのでしょう。
「幻の湖」という映画があったそうです。それが「東宝DVD名作セレクション」として発売されました。(初DVD化ではないようですが) この映画自体は1982年に公開されたのですが、「砂の器」とか「八甲田山」に続く橋本プロダクション作品で大作の扱いだったのでしょうが、あまりにも難解な内容のため客足が伸びず2週間ほどで上映が打ち切られたのだとか。
当時はあんまり映画館に行かなかった記憶があるので、この映画もまったく知りませんでした。あるいは知っていたけど完全に忘れてしまったか。概要は<何者かに愛犬を殺された女の復讐劇を戦国時代、そして宇宙空間まで展開して描いた、奇想天外なSFサスペンス。>ですと。しかし、Wikipediaであらすじを見ると「なんじゃこりゃ?」と思い笑ってしまうくらい。妙に気になります。
ただ、今回のシリーズでは「さびしんぼう」とか「HOUSE」とか「サンダカン八番娼館 望郷」なんかも発売されてるんですね。怖いもの見たさで妙なもの買っちゃって後悔するなら、まともな映画見た方がいい気がします。が、気になる…。
今クールのドラマもぼちぼち中盤を過ぎ、物語の起承転結でいうと「転」に入るあたり。昨日の「問題のあるレストラン」は、いかにも「そうくるか!」というラストでした。来週からはガラッと話が変わるかもしれません。
このドラマは評価が分かれるとは思いますが、とりあえずは毎回見た後で楽しい気分になるので私は今のところ高評価です。ただし、ストーリーとか登場人物の設定は「どうだかなぁ…」と思うところが多いので、「なんかわからんけどいいか」という感じ。
細かいところをいうと、東出昌大のキャラがはっきりしないような。料理バカなのか、適当に女と遊ぶチャラ男なのか、洋食を極めようとする努力の人なのか、なんかその時々によって違うような気がして。まぁ役者さんの問題もありますけど。
なんにしても、これも最後まで見てから評価しましょう。
先週の日曜にCSでUFCの生中継を見てたのですが、試合の合間にNHKを見たら「発掘 未来からの挑戦」というのをやっててそっちに乗り換えてしまいました。
「未来からの挑戦」は少年ドラマシリーズで放映された作品ですが、原作は眉村卓先生の「ねらわれた学園」。ビデオが部分的にしか残ってなかったので幻の作品と言われてたのが、この度めでたく発掘されて全話見られるようになったのだとか。今回の放送はそのうちの一話だけをフルに放送して、スタジオのゲストは紺野美沙子。
先日記念イベントがあったそうで、その模様も紹介してました。ステージには主演俳優と友人役の役者さんが出てましたが、すっかりおじさんになったけど学生服着てる主役に、ラーメン屋に扮した友人が「お前、まだ英光塾と闘ってんのか?」と言ったのが受けました。ちなみに主演俳優の方は既に引退して今は一般人だそうです。
このドラマは当時見てましたが、特にはまってたわけではありません。小山セリノのハスキーボイスにちょっと萌えた記憶はありますが、紺野美沙子はスルーでした。
なお、これを見るにはNHKライブラリーに出掛けねばならないそうで、まだオンデマンドというわけにもいかないようですね。それにしても、UFCも英光塾に負けるようではまだまだ…(?)。