「政治のことはハイパパに聞け!」と期待する向きも多いでしょうから(多いって…いるのか?)、今日は参院選関連の話にしましょう。とはいえ、今後の政局がどうなるとかはわかりません。参院選にまつわる話をあれこれということで。
いつも思うのですが不思議なのは出口調査というの。各局の予想というのがそんなに違わないのですがどうやって調査してるんでしょう。「出口」ってくらいだから投票所の出口でインタビューしてるのかとも思うのですが、私は今まで一度も聞かれたことないです。ここ10数年、国政選挙は大体行ってますが。(実はスポーツ平和党にも投票したことあります。すいません、本人は反省してますので。)
出口調査といいながら実際は数日前から大体のめぼしはついてるんでしょうとも思いますが、今回の東京選挙区なんかは事前にはわからなかったのでしょうね。その辺の舞台裏も聞いてみたいもんですが。
各局の選挙特番の中ではNHKが一番視聴率が良かったとか。私も昨日書いた通り一番わかりやすかったと思うので順当でしょう。ただ、次がフジだったとか。これは27時間テレビからの流れだそうですが、そういうことでいいんでしょうか? 次が日テレで次がテレ朝で最後がTBSだとか。私が「ごちゃごちゃして見づらい」と思ったのと同様に敬遠した人が多かったのかもしれません。
今朝の「めざましテレビ」では「丸川珠代に聞く 自民大敗の理由」というのをやってて、タイトル見た途端「無茶言うな~」と思いました。あの人にいきなりそんなこと聞いてもまともに答えられるわけないじゃないですかねぇ。
自民党大敗についてはそれこそ「しょうがない」という感じ。やたらと「改革」を連発してましたが、そもそも戦後ほとんどの時期を独占してきた自民党政権がその時々でちゃんとやってたら、今になってそんなに改革しなくてもよかったでしょうに。教育にしても年金にしても。
今起こっている問題というのは年金問題にしても格差問題にしても(閣僚の失言は別にして)、安倍総理になってから起こったことじゃなくて小泉さんの頃から存在してたわけでそういう意味では小泉さんの罪は非常に大きいと思う次第です。小泉改革って言っても、郵政の改革(改悪か?)以外に庶民のためになることをなんかやりましたか?
今回の大敗は年金問題だの政治とカネの問題だのと言われますが、私が印象悪かったのはあの強行採決の連発。多数派が勝つというのは民主主義の世界では当然の事ですが、それでもこれまではあそこまで露骨な事はしなかったのではないかと。「そんな事をすると国民の信頼をなくすぞ」とはわかっていたでしょうに、また党内外からそんな声もあったでしょうに、何を信じてあんなことやったのだろうかと思うと不気味。
国民が不幸になる、あるいは勝てるはずがないとわかっていながら戦争に突入した時代の事も連想してしまいました。庶民からすると「偉い政治家先生が多数集まっていてまさかそんなバカな事はしないだろう」とついつい考えてしまうのですが。そういう風に考えた人はいませんでしたか?
今回は民主党が大勝しましたが、ハッキリ言って頼りになる人が大勢いるようには見えません。というか、信用できてなおかつ頼りになる人が少ないです。(代表自体がイマイチ信用できないので)
ただ、いろんな人が集まった方がお互い切磋琢磨して、そのうち頼りになる人材が出てくるはずと期待してます。
自民党に関しては内閣改造の話も出てますけど、もうすぐ沈没しそうな船に乗り込もうという人はいないような気が。そう考えるとまったく期待できないのですが。
いずれにしても、前回よりは投票率が上がったようでそれは嬉しかったです。期待してたほどは行きませんでしたが。なんにしても自分達の国の事ですので今後も真剣に考えて注目しましょう。
注目すればするほど「トホホ」なのは安倍総理の会見で、小泉さんのように「論点のすりかえ」どころか「質問したことにほぼまったく答えない」というのはいかがなものかと。まったくもってイライラします。