今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

晴れ男の神通力やいかに>甲斐バンド 日比谷野音

2023年06月30日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 明日(7月1日)は「甲斐バンド BEATNIK2023 in 日比谷野外大音楽堂」が行われる日。甲斐バンドの甲斐よしひろさんといえば押しも押されぬ晴れ男であるのは有名で、過去に日比谷野音、箱根芦ノ湖畔、花園ラグビー場、新宿副都心、横浜赤レンガなどで野外での大イベントを実施してますが、雨だったことは一度も無し。

 2021年の横浜赤レンガは私も行きましたが、前日の予報では曇り~雨だったのが、当日はカンカン照り。これには甲斐さんもMCで「やり過ぎやろ!」と言ってたくらい。ちなみにアンコールの「嵐の季節」では遠くで雷が鳴ってて、時折雲の向こうで稲光がチカチカしてたのですが、それを見てた船越英一郎氏は甲斐さんに「いや~、あの演出は金かかってましたね!」と言ったとか。

 最新の予報は見ておりませんが、どう考えても明日は雨が降りそうな予感。しかし、それをはねのけられる晴れ男の神通力は今回も発揮できるか。あるいは、強力な演出により晴れさせるか(?)。

 なお、以前聞いたラジオ番組で気象の専門家が出てた時に、MCの柴田理恵さんが「雨女とか晴れ女とかってあるじゃないですか! あれってどうなんですか?」と聞いたら、冷たく「それを私に聞きますか?」と言われ、「いやまあ…」というやりとりがありました。まあもちろん科学的には…。

 ちなみに明日はチケットソールドアウトで、私はWOWOWの生中継でのテレビ観戦。今夜は気分を盛り上げるために、ビール飲みながら過去に録画したものをあれこれ見てひとり前夜祭中。とにかく明日は晴れることを祈ってます。


埼玉のアイドル入間しおり登場>あまちゃん再放送

2023年06月29日 | ドラマレビュー

 BSPでの朝ドラ「あまちゃん」の再放送は今週から東京編。北三陸編は地元のコテコテした人間関係が面白かったのですが、東京編はアイドルの競争世界なので雰囲気も若干ギスギスしてたり。

 当然GMTのメンバーも出るわけですが、注目は埼玉のアイドル入間しおりさん。ご存じ松岡茉優さんが演じるわけですが、自己紹介の「海は無いけど夢はある~」というのは私もちょくちょく使わせて貰ってます。彼女はこの時点では18才でしたが、「あまちゃん」の前の年にはもう「桐島、部活やめるってよ」に出てたんですね。スターになるべくしてなったというか。いまや映画の主演をバンバンやるようになって、埼玉県民としては嬉しい限りです。(もっとも松岡さんは東京出身ですが。) ただ「今日も東武東上線に乗って…」という自己紹介をしますが、「入間」は西武線だし、衣装は深谷ネギをモチーフにしてるので、その一貫性がなさは当時から埼玉県内で物議をかもしてました。(なのか?)

 GMTのメンバーでは、山下リオさんはその後A-Studioの司会やってたし、大野いとさんもドラマの主演したり、色々な女優さんがここから羽ばたいたということです。このメンバーで紅白にも出てました。

 一方、アメ横女学園芸能コースの方は、センターのまめりんこと有馬めぐを演じた足立梨花さんは今では相当な売れっ子だし、「上から読んでも成田りな~ 下から読んでも成田りな~」の成田りな役を演じた水瀬いのりさんはアニソン歌手として大成しました。この番組内でも「暦の上ではディセンバー」では、リードボーカルの様子。

 あとは、何年か前に週刊誌のグラビアで「あまちゃん女優」としてちょくちょく出ていた人がいたのですが、ディープなファンの私でもまったく心当たり無し。「そんな女優さん出てたっけ。なんの役?」と思って調べたら、あの「君でもスターだよ」で春子に敗れた前チャンピオンの人でした。まあ、あらゆるものを仕事のネタにするのが芸能界なんでしょうが。

 とにかく、これからしばらくはGMTに注目です。やっぱりあまちゃんは面白いです。


フジ月9ドラマ「風間公親-教場0-」終了しました

2023年06月28日 | ドラマレビュー

 結構話題になってたドラマですが、本編+特別編が終了しました。前にスペシャルドラマで「教場」をやってましたが、そちらは見ておりません。ほぼ予備知識なしで今回のドラマのみ見ました。

 主演の教官役が木村拓哉、そこに指導される若手刑事が出てくるわけですが、それが赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太ら。さらに、警察の偉いさん役で、小林 薫、小日向文世など。結構豪華です。

 感想としては、ドラマとしてはそこそこ面白かったです。若手刑事では染谷のやさぐれっぷりが結構新鮮で「刑事ドラマっていうのはこうでなくっちゃ!」とか思いました。あとは、白石麻衣の役も良かったですね。警察でもそういう人はいると。ガッキーは、わざわざ彼女を使わなくてもというのは個人的な感想。

 私としては見てるうちに段々面白くなったという印象ですが、視聴率は徐々に下がっていたようですね。確かにフジの月9というとキラキラしたラブコメディで週の初めから景気つけたいという人も多いのでしょうが、ドラマはドラマとしてもうそんなところにはこだわらなくてもいいのではないでしょうか。

 ただ、今回のキムタクのキャラはかなり暗いし怖いし、新人刑事との絡みでは常にピリピリした雰囲気を漂わせていたので、職場でパワハラを経験した人とか、そこまで行かずともこの春に会社に入って緊張している若手社員などは見るのが嫌になったかもしれません。

 なお「ドラマとしてはそこそこ」というのは、色んなゲストも出たし映像を見てる分にはそこそこ面白いという事であって、謎解きとかトリックという点では「そら、無理あるわー」と思ったのが最初から何回か続きました。あとは、最初に現場に立ち会っただけで風間がすべて見抜いている感じが不自然で、あの人だけで解決できるんなら鑑識も聞き込みもいらんわいとか思ったり。ま、この辺は私の見方が甘い部分もあります。

 そして、不満というとこの作品は来年映画になるという話を聞いたのですが、それがあってキッチリ完結しなかったというのは評価低いです。ドラマはドラマだけでやって貰いませんと。あとは、特別編の意味が不明。私なんぞは9時からだと思ってて、2時間スペシャルなのに半分しか見られなかったです。最後の最後でムカついたので、映画やってもわたしゃ見ませんよ。


TBS金曜ドラマ「ペンディングトレイン」終了しました

2023年06月27日 | ドラマレビュー

 TBS金曜ドラマ、最初から最後まで結構しっかり見ました。途中までは割と面白かったのですが、最後が「う~む…」というのが感想。ただ、オチが難しいのは最初からわかってたし、すっきりわかりやすい結末にはならないだろうと予想してたので、そこは別に失望したとかはありません。

 何しろ電車が車両ごとタイムスリップしてしまうという設定なので登場人物多いです。主な出演者だけで、山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、杉本哲太、松雪泰子、萩原聖人、山口紗弥加、前田公輝、間宮祥太朗、などなど。

 そもそもがありえない話なので、タイムトリップの原理とかまた元の世界に戻る理屈とかは気にしません。最初はSFアドベンチャーものかと思ってたけど、今回は極限状態における人間ドラマをやろうとしたのでしょうね。実際は食料とか水とか洗濯だとか風呂だとかトイレだとかが問題ですが、細かいことを言いすぎるとドラマが進行しないのである程度割り切ったのでしょう。乗客には赤ん坊もいなかったし、まだ生き延びやすい環境ではありました。

 結構リアリティがあったというか面白かったのは、元の世界に戻ってから誰も彼らの言う事を信じなかったり、ネットでプライベートさらされたりする部分であって、あのあたり現代ならでは。もしかしたら、その辺も大きなテーマだったかもしれません。

 最終回終わってからDVD-BOX発売のお知らせもありましたが、どれくらい需要があるものやら。とりあえず、最終回までそこそこ興味を持って見られたのはよかったです。再放送あっても、私は多分見ません。何がどうかというとお色気シーンがなく…。←結局、そこ


八神純子 Live 2023 ~Zepp round3 行ってきました

2023年06月26日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 八神純子さんのライブに行ってきました。感想としては大変満足し楽しめました。昨年埼玉に来てくれた時に初めて生の歌声を聴いたのですが、その時はピアノとギターのみの編成だったため、バンドスタイルのステージを見たいと思った次第。

 会場はZepp DiverCity東京。大きいライブハウスですが、今回は見渡す限りのお客さんで二階席まで満員。会場の音響も良いのだと思いますが、八神さんのパワフルなハイトーンボイスが会場全体に渦巻くように、降り注ぐように、そして時には突き刺さるように届いてくるので、あれはまさにライブの醍醐味。また、曲に合わせての照明もすごく良かったです。雨のイメージだったり、組曲では幻想的な効果もあったり。

 今回はギタリストの是永巧一さんをバンマスとするLearn to flyというバンドでの演奏でしたが、八神さんもバンドのボーカリストだと思って歌っていると力強く語って、様々な場面で一体感ありました。なお、今回八神さんはピアノは弾かず、ボーカルに徹してました。

 そのバンドのメンバーは以下の通り。

是永巧一 guitar/Music director
佐藤強一 Drums
立川智也 Bass
真藤敬利 Kb/Vo
土屋佳代 Kb/Vo

 是永さんは今回ギターソロの出番が多く、本当にかっこよかったです。ベースの立川さんは初めて見ましたが、フレットレスからスラップまで変幻自在でルックスも含めて独特の雰囲気があります。真藤さんは大きいアクションで会場の煽り担当。存在感あります。土屋佳代さんはコーラスでも重要な役割を果たし、「思い出のスクリーン」のハモリでは八神さんがもう一人いるのかと思うくらいバッチリで、特筆すべきは「ポーラー・スター」での超高音スキャット。会場中の視線が釘付けになってました。凄いですね。

 で、私の注目はドラムの佐藤強一さん。甲斐バンドのサポートでお馴染みですから映像では何度も見てましたが、生演奏を体験するのは初めて。この人は素晴らしいですね。一言でいうと「重くて気持ちいい」につきます。常にスッと背筋を伸ばして正面向いてる感じですが、随所でズドン!、ズダダン!と決めるので本当に聞いてて気持ちいいドラマーです。

 今回のセットリストは、新旧取り混ぜてバラエティに富んでたので、私のようなにわかリスナーではわからない曲も多かったのですが、終了後のアンケートサイトに曲目が出てました。個人的な予想としては、組曲の「TERRA」は11分あって長いしバンドだけで演奏するのも大変だし「やらないのでは?」と思ってたら、しっかりありました。腕利きミュージシャンが集中すればやれるんですね。素晴らしいです。

 今回のステージは、全般的に音源との同期がなかったような気がするのですが、実際すべて生演奏だったのでしょうか。この辺は詳しくないのでわかりません。

 構成は途中で休憩も挟む形で、セットリストは以下の通りです。

<第一部>
1.Here We Go!
2.想い出のスクリーン
3.思い出は美しすぎて
4.恋したかぐや姫
5.黄昏のBAY CITY
6.Time
7.雨の日のひとりごと
8.雨の休日
9.鼓動のララバイ
10.みずいろの雨
11.夜間飛行

<第二部>
12.ジェラス
13.TERRA~here we will stay
14.ポーラー・スター
15.Mr.ブルー~私の地球
16.パープルタウン
17.明日の風

<アンコール>
18 ルーザー
19 I'm A Woman
20 負けないわ

21.Here We Go!


 八神さんは、なんといってもベストテン級のヒットが何曲もあることと、ノリのいい曲が多いこと、そして本人の歌声がヒットした当時と変わらないどころかパワーアップしていることから、凄く盛り上がります。今回も「ポーラー・スター」でお客さんが一斉に立ち上がり、あっという間に二階席まで総立ちになりました。ああいう景色を見たのは何年ぶりでしょうか。

 そして「負けないわ」で終わろうとしたら、会場もステージ上も盛り上がり過ぎて「終われないよね」ということで追加サービスにみんな大喜び。バンマスの是永さんとゴニョゴニョ相談してからリズム隊のみんなにも声をかけて、オープニングで演奏した「Here We Go!」を再演。

 あとは雑感と観察記録。客席の男女比は私の印象で7:3くらい。年齢層は私と同じかちょっと上くらいが多かったでしょうか。(私は今年還暦の一般男性です。) 声出し禁止の張り紙があり、開演前に流れた八神さん本人の前説でもその旨告知があり、マスク着用のお願いもありました。

 マスク着用は今も個人の判断で色々な意見があるでしょうが、この点については開演後もステージの上から「周りを見渡していただければわかるでしょう。この年齢層ですから(笑)」と笑いを取りつつ再度の依頼がありました。この辺さすがです。

 グッズ売り場は最新CDの「TERRA」のみ。今回は、購入すると終演後のサイン会に参加できるということでした。そういうのが解禁になってきたのは喜ばしい流れです。(私は去年買って持ってたので買いませんでしたが。)

 そんなこんなで、とにかく大盛り上がりの素晴らしいライブでした。楽しい時間を過ごさせていただいたことについては、八神さん、バンドの方々、運営スタッフの皆様にお礼を申し上げます。


48年前の夏に思いを馳せる>1975年8月

2023年06月25日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 1975年のgutsを見てたら、その年の夏のコンサート情報に目が留まりました。ワールド・ロック・フェスティバルってなんじゃ?と思ったら、内田裕也がジェフベックを呼んだというあれですね。

 それはそうとして、私が「おっ!」と思ったのが8/4(月)の金沢での南沙織コンサート。実はこれ見に行ってました。当時小学生の分際で。というのも、兄弟とも熱烈なファンだったのを見かねて母がチケットを取ってくれたのでした。

 その日は4列目のほぼ中央。何しろコンサートに行くのが初めてだったので、会場の様子とか鮮烈に覚えてます。(セットリストはほとんど忘れましたが) 結構曲はたくさんやってた記憶で、途中の衣装替えの時はバンドの人だけで陽水の「氷の世界」を歌ったり、シンシアが他の歌手の曲を歌うコーナーもあって椅子に座って歌詞見ながら「夢の中へ」を歌ったりしてました。

 シンシアは陽水の大ファンで、ちょっと前に会ったときに「沙織ちゃんのLP買ったよ」と言われて「うわー」と喜んだら、「心もようが入ってたから」と言われたという話がありました。あとは当時「人恋しくて」がヒット中で、もちろんそれも披露しましたが、作詞作曲が若い作家達だったという話もしてて、そういうMCはよく覚えてます。ヒット曲は大体歌ったと思うし、バンドの構成とかリードギターのギブソンのSGだったとか鮮明に覚えてるのですが、オープニングとか最後の曲はなんだったか完全に忘れました。夏休みなので曜日の感覚はなかったのですが、月曜だったのですね。ふむふむ。

 そして、この年はあの吉田拓郎&かぐや姫のつま恋コンサートがあった年ですね。それがこの南沙織コンサートの2日前だったということで、なんか熱い夏だったなあと。


 シンシアも、金沢のあとは高岡や富山でもステージをやってるので、結構地方回ってたのですね。ホーンやストリングスも入った豪華なバンドだったのを覚えてるので、かなり気合の入ったツアーだったのでしょう。見たものは脳みその片隅に刻まれてるはずなので、電気かなんかで刺激して思い起こすことはできんもんでしょうか。そういえば、どんな衣装だったかも忘れました。残念。


デビュー30周年になります

2023年06月24日 | ブログ・インターネット

 何がというと私のこと。ネットデビュー以来30周年になります。あれは1993年、AIWAのモデムを買ってきてNIFTY-Serveにアクセスしたのが30年前の今頃。というのも、当時2400bpsのモデムが2万円くらいしたので、夏のボーナスが出た週末に買ってきてセッティングしたのでした。

 当時使用していたPCはNEC PC-9801DS。今のようにインターネットはなかったので、ネットというとパソコン通信でした。その頃パソ通というとNIFTY-ServeとPC-VANが双璧で、アスキーネットとかアサヒネットもあったかも。

 ただ、やはり加入者が多い方が情報がいっぱいある気がしたのと、当時格闘技バカだった私はプロレスフォーラムの充実していたNIFTYを選んだのでした。

 まずはフリーソフトWtermの本に付いていたNIFTYの1000円分のアクセス券を使い、初めて接続できた時は本当にドキドキしました。当時青森に住んでいて、何しろ本来木曜日発売の週刊プロレスが土曜日に出る土地柄でしたから、パソ通を始めて世界がまったく変わりました。アパートの部屋に14インチの窓を開けて、そこから世界を覗いている感じというか。(プロレスごときでたいそうに…ですが)

 そうやって楽しく始めたNIFTYですが、インターネットの時代になって「どこで道間違うたんかのぉ」という思いは強く、当初楽しんでいたフォーラムなどは消滅していきました。ただ、あの世界で色々鍛えて貰った恩は今も感じています。

 なお、今年還暦なのですがネットデビュー30年ということは、人生の半分はネットに浸かってるのですね。おまけに私の場合は最初からずっとハンドルネームが同じなので、これはネット上で一つの別人格が形成されていると言えるかも。

 惜しむらくは、NIFTYに入る際にハンドルを「一般男性」にしなかったこと。そうしておけば、今になって一般男性アピールをしなくても良かったのですが。そして今日も土曜日ですが、当時のNIFTYのFBATLでは土曜の夜10時が定例RTの日だったことを思い出しました。懐かしい!


現在のコンサートチケット取得状況

2023年06月23日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 海は無いけど夢はある埼玉も一応首都圏なので、見たいコンサートに行ける機会は多いと思っています。チャンスは逃すなというか、「そのうち機会があれば」なんて言ってるとその機会自体が無くなるというのは、震災やコロナでイヤというほど実感しました。

 なので、見たいコンサートがあれば四の五の言わずチケット確保してみようと最近は思っています。幸い争奪戦は連勝中で、今日も一つ当選通知が来ました。ということで、今のところ見に行く予定なのは以下の通り。

6月25日(日) 八神純子 Live 2023 ~Zepp round3
9月2日(土)  伊藤蘭 50th Anniversary Tour ~Started from Candies~ 
9月16日(土) 尾崎亜美コンサート2023 東京
10月14日(土) 太田裕美コンサート2023~takashikko・秋冬編~」(東京公演)
11月18日(土) 薬師丸ひろ子 Concert Tour 2023 ~愛しい人~ 高崎芸術劇場 大劇場

 あとは10月に石川ひとみさんのコンサートがあるので、それのチケットが取れれば是非行きたいと思っています。ちなみに八神さんは昨年埼玉に来てくれたのですが、その際はピアノとギターのみのアコースティックセット。それも凄く良かったのですが、今回はバンドスタイルのライブを見に行くことにしました。

 伊藤蘭さまはこれで4年連続ですが、9月1日がまさにキャンディーズのデビュー記念日なので、この日は東京国際フォーラムでもありスペシャルなステージになる予感。チケット取れてよかったです。

 尾崎亜美さんはここ数年はこの時期にコンサートをやってて、今回も行きます。もう20年以上ほぼ毎年行ってるので、今年も見られるのが楽しみです。太田裕美さんは昨年初めてソロコンサートに行きましたが、今回はタイトルからすると松本隆さんの曲を歌う趣向のようですね。

 薬師丸さんはちゃんとしたソロコンサートに行くのは初めて。「あまちゃん」でブレイクした10年前にコンサートをやって、チケットが「ヤクシマル」にちなんで8940円であり、「高い」と言われてましたが、今では特に高くない方になりました。世の中も変わりましたね。今回は東京公演がどちらも平日だったので、思い切って高崎にしました。埼玉県西部に住んでいるものとしては、車で行けば案外近いのと、ここのホールは凄く良さそうですし。

 なんにしても、いつも映像で見ている方々を生のステージで見られるのが楽しみです。チケット代はなかなかの出費ですが、一般男性としては赤ちょうちん何回か我慢すれば行ける範囲ですので(愛川欽也先生ごめんなさい…)、皆さんも見たいコンサートがあればチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。私はそこにお金をかけるのは惜しみませんので。


やはりラジカセを買って貰った73年がルーツか

2023年06月22日 | ラジオ番組の話題

 以前は細かい事まで覚えてたのですが、最近は自分がラジオを聞き始めたのがいつだったか、少々曖昧になってきました。あれが1973年か1974年か。

 ただ、先日たまたま1974年の音楽雑誌を入手したら、その時点のヒット曲はラジオで聞いたものが多数。というのも、テレビで見た記憶がないものが多かったので。

 ラジオを聞き始めたきっかけはというと、夏休みにラジカセを買って貰ったことからですが、当時楽しみだったのが主にニッポン放送の「欽ドン」「怪人二十面相」「愛川欽也のラジオ劇画立川文庫」などなど。

 その当時はラジオというとニュースか株式市況しかやってないと思ってたのですが、兄がそういう楽しい世界を発見(?)しました。当時兄は中学生で私は小学生。夜の9時半位から放送していた欽ドンは、主に兄が録音したものを翌日聞いてました。当時は石川県にいて、昼間はまったく聞こえないニッポン放送が夜7時くらいになるとよく聞こえたのでした。

 それで、その後は自分でも暇があるとラジオを聞くようになり、ちょいと気になる曲を録音したりするようになって、番組は忘れましたがカセットに録音した記憶があるのはピーターの「人間狩り」、キャンディーズ「そよ風のくちづけ」、浅田美代子「しあせの一番星」、猫「各駅停車」などなど。

 調べてみたら「そよ風のくちづけ」は1974年1月の発売で「人間狩り」もまったく同じ日。なので、その時点では既にラジカセを使いこなしてたということですね。

 ということは、ラジカセを買って貰ったのは1973年の夏休みだと確信しますので、その頃の世間の流行りをまた知りたくなりました。今の自分がいかにして形成されたのかというあたりを知りたくて、当時の雑誌を探したりしています。ただ、1973年の月刊明星なんぞは出品が少ない上に結構お高いのでなかなか手が出ず、そこはやはり順当に「guts」ということになります。

 ちなみに、そうやって形成された「今の自分」というのは、一般男性で、日本のフォーク・ロック・ニューミュージックが好きで、ギター弾くのが好きで、もう還暦近いのにアイドルオタクで、採用率の低いメール職人で、今や仕事はどうでもよくて、という人の事です。そういう自分を見つめ直してどうだという事はありますが、まあ何しろ当方一般男性ですので、笑いたければ笑うがいいさ。ワッハッハ。←最近こればっか


佐藤剛さん逝く…

2023年06月21日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 音楽プロデューサーで作家の佐藤剛さんが亡くなりました。私は著書「上を向いて歩こう」を読んだのは昨年でした。甲斐バンドファンとしては、当時は重要なスタッフの一人として認識してただけなのですが、画像の文庫「ポップコーンをほおばって 甲斐バンドストーリー」(田家秀樹著)を読んでからは、いかにその存在が大きかったかと思い知らされました。

 

 これは私の愛読書なのでしょっちゅう手に取るのですが、読めば読むほど、そして大人になって世の中のを仕組みを知れば知るほど、剛さんと甲斐バンドの関係の強さを認識するようになったのでした。かなり剛さんの証言が多い上に、その視点から語られてる部分も多い本です。

 以下、佐藤剛さんについてこの本からの抜粋です。

・明治大学文学部演劇科の卒業だが、70年安保の年に入学して、74年に卒業したのであまり学校の授業には出てなかった。
・甲斐バンドとの接点は、1975年7月23日に当時所属していた「ミュージックラボ」の記者として取材に行き、取材予定をはるかにオーバーしたまま、甲斐よしひろと話をし続けた。しかも、その話の内容は、映画とローリング・ストーンズの話に終始し、「いつかこの話の続きを」と別れた。
・77年の正月明けに甲斐よしひろと会い、「オレたちと一緒にやらないか?」との意思確認をされて契約マネージャーとなり、その形態は1年ごとの更新、しかもシンコーミュージックの社員ではなくあくまでも「甲斐バンドの契約マネージャー」であったのは、本人の希望によるもの。
・77年4月25日から甲斐バンドつき「契約マネージャー」としてスタート。

など。マネージャーとして以外にも、五業昌晶のペンネームで楽曲制作にも関わっています。今日の長岡和弘さんのFBでの書き込みによると、作詞したもののタイトルが決まらず悩んでいた曲に、「きんぽうげ」というアイディアをくれたのは剛さんだったとか。初めて知りました。

 そして、1978年には甲斐さんと二人でアメリカに渡り、現地のミュージシャンを使ってカバー中心のソロアルバム「翼あるもの」を作り上げます。あらためてこのクレジットを見ると、プロデューサーとして佐藤剛さんの名前があります。

 

 その後、甲斐バンドは1981年にシンコーミュージックから独立し、株式会社ビートニクが誕生することになりますが、剛さんはその社長兼マネージャーに就任しました。

 甲斐バンドには、甲斐よしひろという強力な熱源がいますが、その燃え盛るエネルギーを、どの方向に、どのように、どういう熱量でぶっ放すかというのはまさしく剛さんがマネージメントしていたのだと思います。近年に出演した番組を聞くと、ご本人はさらっと「マネージャーやってました」とおっしゃってましたが、実に大きな存在だったと思います。

 

 1986年の甲斐バンド解散後のことは詳しくないのですが、剛さんは様々な音楽制作に関わっていて、私が持っている小野リサさんの大ヒットアルバム「DREAM」にもExective Producerの一人としてGO SATOの名前があります。これは1999年ですね。当時はまったく意識していなかったというか、このGO SATOさんとあの佐藤剛さんが結びつかなかったかもしれません。その前にはTHE BOOMの「島唄」のプロデュースもありましたが、私は当時それも知りませんでした。

 

 その後は文筆業に活動の中心を移したのでしょうか、2011年には「上を向いて歩こう」を刊行。しかし、同じ年に由紀さおり&ピンク・マルティーニのシニア・プロデューサーも努めました。これは大ヒットしましたね。

 ここ何年かはあちこちの音楽コラムで剛さんの名前をよく見かけるようになって、私はあらためて書いたものに興味を持ったのでした。歌謡曲のスタンダードと言えるもの、ミュージシャンの楽曲に関する権利や印税に関するものなど、どれもすごく興味深かったです。なので色々な話をもっともっと教えて欲しかったです。

 昨年から闘病中で入退院を繰り返していたのはツイッターで見ていましたが、ご本人はずっと回復に前向きだったので、帰ってきてくれるものと信じていました。次に出るとすると西城秀樹さんに関する本かと思ってたのですが、それも見る機会がなくなってしまいました。私はまだ読んでいない著書もありますので、せめてその足跡を一歩ずつでも辿って行きたいと思っています。

 本当に永い間いろいろな場面で楽しませていただいたことには感謝を申し上げます。そして、謹んでご冥福をお祈りします。悲しいです…。