それはそうと、今日は低気圧と前線の通過で日本列島は荒れた。あらかじめ天気予報で荒れることは伝わっていたのだが・・・ちょっと画像を見てほしい。
お茶の産地で雨が普通以上に降れば翌日の入荷がほとんどなくなるため、入荷処理の作業はなく別の作業をすることになる。そのあたりをはっきりさせたいので今日はケータイで常にレーダーをチェックし、いつ雨が来るか、そしていつ止むのかを見ていた。
この画像を保存した時点で、おそらく低気圧の中心は長野県あたりにあり、温暖前線が伊豆半島から伊豆諸島に、寒冷前線は富士山西側から南アルプス、浜松北部の山間部から愛知県へと延びて雨を降らせ、レーダーにも赤や黄色の地点がいくつもあるように激しい雷雨があちこちであったようだ。そして、今回の低気圧は南の暖かい空気に来たから寒気が強く潜りこんだのか、寒冷前線の北側でとくに雨が激しいようである。
が、画像をもう一度よく見てほしい。私の職場がある興津を含め、駿河湾北部沿岸(富士・沼津あたり)・西部沿岸(静岡市から御前崎)・東遠地区のとくに小笠山より南側は、温暖前線と寒冷前線の間にスッポリと入り、厚い雲はほとんどかかっていないのだ!
そして、予報でも3~4時間ほど強い雷雨が続くとされていた。この後、雲がかかって激しい雷雨にはなったがそれはごく短時間で終わった。画像だと前線の西側に激しい雨のゾーンが多いがこちらでは短時間(30分ほど)降ったあとはすぐに止んでしまったのである。
さらに予報では雨が上がったあとにすぐ風が強くなるようにあったが、実際はほとんど風はなく、強くなったのは今これを書いている22:00すぎになってからである。なんで?
ヨソではかなりの落雷と豪雨があったようだけど静岡県中西部の、特に海沿いではあまり降らなかったようだ。明日の入荷はどうなるんだろう?お茶は刈られたのか?落雷の予報で現地の作業は止まったのか?よくわからん。
あ、ちょっと関係ないけど天気予報との関連で。このところ静岡県東部にはずっと「なだれ注意報」が出されている。でも、暖かい静岡県のしかもアルプスなどはない東部で、なんでなだれ注意報が出っぱなしなんだろう??・・と思っていた。
が、1つだけあった!・・富士山だ! でも、富士山以外では東部で積雪のある山なんか無いのだから、「なだれ注意報」は“静岡県東部”じゃなくて“富士山”って発令すればいいんじゃないか?これも・・なんで?