村上（静岡市出身）が北京五輪へ 近代五種で出場権獲得
中日新聞5月11日
ちょっと前のニュースですが、清水出身の村上佳宏（３０）選手＝自衛隊＝が、１０日に馬事公苑などで行われた近代五種の北京五輪アジア地区予選兼アジア選手権で５４６０点で５位に入り、上位５人に与えられる北京五輪出場権を獲得しました。近代五種で日本選手が五輪に出場するのは、１９９２年のバルセロナ五輪以来とのことですいぶんと久しぶり。
村上選手は静岡市清水区出身。庵原中から飛龍高（卒業時は沼津学園高）、日体大に進み、現在は海上自衛隊三等海尉。大学まで水泳選手で、同大水泳部監督の勧めで大学卒業後に近代五種に転向した。
この大会では最初に行われた得意の射撃で首位に立ったあと、フェンシング、水泳（もちろん得意でしょうね）、馬術まで首位を保ち、最後のランで順位を落としたものの５位を死守し北京五輪出場権を得ました。
あまり日本では注目されない「近代五種」という競技です。でも射撃と乗馬とフェンシングが「できる」ってことだけでもすごいことなのに、それが他人に「お主、デキる！」といわれるぐらいにどれもハイレベルにできないとオリンピックなんか出られないんでしょうから本当にスゴイことです。
そしてそれがまたなんと、村上選手がこちら清水出身だというからウレシイじゃぁあ～りませんか！テレビの前で是非応援したいです。でもこの地味な、しかも各会場を移動して時間がかかる種目をテレビでは放送してくれるのかどうかが心配です。
いつも五輪のときは“BSはぜんぶやる！”とキャンペーンしてますのでやってくれるとは思いますが・・。
清水からは五輪のたびに サッカーで1人か２人は出身者、またはエスパルス所属選手が出場したりしますが、今回はあと何人出るかなぁ？・・と、楽しみです。
