NYSE

　特定のニュースからというわけじゃないんだけれど、昨今の世界的金融危機のテレビニュースでは、いわば集団詐欺の発信源ともいうべきアメリカの、そのまた金融の中心地、「ニューヨーク証券取引所」の映像がよく出てくる。

　それはもちろん、取引の相場が伝えられるからなんだけど、テレビニュースでよく見る場面に、取引終了時間に鐘が鳴って、壇上の人たちがニコニコ笑って拍手をしているのが見られる。それが大暴落の日でもなぜか壇上の人たちは皆ニコニコと笑っている。大暴落しているのになんで笑って拍手しているのか？コイツらはアホか？・・と思ってちょっと調べてみた。

　そうしたら、ヤホーの・・じゃなくて、ヤフー知恵袋にやはち同じ疑問をもった人がいたようで、そのベストアンサーがこうであった・・

　“NYSEの取引開始の鐘を鳴らすのは、その日に新規上場した会社の社長、大統領などの外国からの来賓、ゲストとして呼ばれる有名人などです。お金を払っても鐘を鳴らすことは出来ません。鐘を鳴らすことはとても名誉なことだそうです”

・・ということだそうだ。テレビニュースだと、あの映像が終値の発表とともに流されるから余計にヘンに見えるのであって、あれは取引開始のときの鐘なんだね。
　暴落したときなど、取引終了時の取引所係員の顔色でも見せてくれないかね？あのニコニコと拍手しているのを見ると、事情がわかってもやっぱり違和感あるよなぁ・・。たまにゃ顔面蒼白になっているのを見たいもんだ。まぁ、あの壇上に登るのはやっぱりほとんど白人だろうから、最初っから蒼白なんだけどね。