Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

2021 11月 路面電車3都市一気に乗ってきました その1

2021-12-27 14:32:14 | 乗り物いろいろ(鉄分多し)

 もう2ヶ月半も更新してなかったのかすみませんm(_ _)m 
11月に路面電車がある3都市を一気に回り、またいろいろと乗りつぶしてきたのでごらんください。また写真が多く、それぞれにいろいろ書くと長くなるのでかなり省略をしてしまいますがお許しください。


 出発前に準備したのがこの「北陸観光フリーきっぷ」。これは静岡在住の人にはかなり便利でお得なので良いで自分は貧乏暇なしの人間なので2日しか使いませんでしたがきっぷとしては4日間使えます。静岡駅からの例で書くと、往路は新幹線で静岡→名古屋+在来線特急「ひだ」または「しらさぎ」にてフリー区間に入ります。新幹線も特急も指定席を取れます。注意することは往路に「ひだ」を使ったら復路は必ず「しらさぎ」を使わないといけません。往復とも「ひだ」または「しらさぎ」に乗ることはできません。復路も指定席を取ることができます。
 要は「在来線特急で必ず一周しなさいよ」ってきっぷであり、おそらく在来線特急の利用率を上げるためのものであろうことは想像できます。静岡から北陸へは金額は無視して時間だけど考えれば東京経由で東海道&北陸新幹線を使った方が速いので、在来線の特急、特に「ひだ」の利用率を上げたいのだと思います。「しらさぎ」はまだ関西方面から金沢・富山方面のドル箱列車ですからね。
 それでも、自分はほぼ1周だけで区間内を行ったり来たりはしませんでした。このきっぷはフリー区間が在来線なら黒部から敦賀の間で特急も、新幹線も黒部宇奈月温泉から金沢の間は自由席なら乗り降り自由なのでとても便利で、さらに静岡からですと1周しただけでも正規の切符より約8千円ほど安いんです。これは助かります。ホテル1泊ぶんくらい浮きますからね。もし機会あれば次はじっくり観光で行きたいと思ってます。




 ではいつものように静岡発下りでは最初の新幹線、ひかり533号に乗ってまずは名古屋まで参ります。このひかり533号に自分は何回乗ったかなあ(笑 


 名古屋駅で特急「ひだ3号」に乗り換えますが1時間20分ほど待ち時間が生じます。時間あるのでまずは名古屋駅といえばきしめんの「住よし」です(笑 新幹線ホームのお店は混みますが、在来線特急ホームの方はガラガラなので、名古屋で乗換る予定ならば在来線特急ホームの方へ行くと良いでしょう(^_^)/
 実は「ひだ1号」に間に合うのですが、1号は高山止まりで富山まで行きません。なので3号を待たないといけないのですが、かといって静岡発を遅らせると今度は3号に間に合わなくなるのでどうしても名古屋で80分も待つことしかできません。それでも「ひだ」号で富山回りを選択したのは、前述の通り高山線から行くか北陸線から行くかを選択しないといけないので、帰りに延々と時間がかかるよりは往路で苦労をしておこうということで高山線から行くことを選びました。北陸線の「しらさぎ」は本数も多いですし米原から新幹線で帰ってこれるので復路は速くすることができるからです。

 で、待ち時間が長いなら普段は見れない列車を見ることにしました(^^;)

 こちらは1号の方の特急「ひだ」。これには乗りません(^^;)


 待ってる間にムドのEF66,一見重連の機関車のみの列車が通過(^^;)


 静岡では普段見れないですからね、撮っておきました(^^;) ←顔文字こればっかり(^^;)


 こちらは中央本線を往く電車特急「しなの」。「ひだ」は気動車(ディーゼル)だけどこちらは“電車”です。こちらは後端。


 こちらが前端で貫通部はありません。なんかナマズみたいな形ですよね?(笑


 駅名標載せるの忘れてた(^^;)


 こちらは関西本線からやってきた特急「南紀」。


 鹿除けのクッションがすごいですねえ。


 こちらは後端。時期や列車によって増結などをする特急では貫通部のデザインが難しいですね。


 こちらは中央本線の普通列車の313系電車。たしかかつて「セントラルライナー」に使用されていたものだと思います(詳しいことは検索してください)。JR東海の名古屋地区には徐々に新型の315系電車が導入されますから、この313系は今後どうなるか動向に注目です。


 お目当ての”富山行き”特急「ひだ」3号が入線しました(^_^)/


 ホーム売店で仕入れていざ乗車しました。ここからまた3時間47分乗車となります。




 岐阜駅まで東海道線を走ります。座席的には後ろ向きに走って岐阜駅でスイッチバックし高山本線に入ります。途中久々野あたりまでは飛騨川沿いを、分水嶺を越えて飛騨一ノ宮あたりからは宮川沿い、宮川は高原川と合流してからは神通川に沿って走っていきます。飛騨川では柱状節理の岩がたくさん見えてブラタモリ的な楽しみもありました。ゲロゲーロ


 途中ずっと紅葉がキレイでした。この時期を選んだのはたまたまでしたが次回もしこの区間を乗るなら11月にします。写真は上手く撮れなかったけど。


 高山駅停車。ちなみにこの「北陸観光フリーきっぷ」は高山駅で途中下車することができます。


 JR東海とJR西日本の境界駅「猪谷」。乗務員交代です。


 「おわら風の盆」で有名な越中八尾にも停車します。




 富山平野に出たあたりでお天気も回復してきて虹が見えました(*^O^*)




 富山駅に到着しました(^_^)v 長かった~(^^;)


 富山駅ではこんな切り欠きホームに停車します。




 実は富山で見たかった、また乗りたかった区間はここだけでした(笑 以前に富山市の路面電車は全線乗ったことはあったのですが、JR(現在は第三セクター「あいの風とやま鉄道」)で南北で分かれていた富山地方鉄道の富山市内線と富山ライトレールが、富山駅高架化完成に伴いその富山駅の高架下で南北が繋がり富山地方鉄道に統合されました。「現存路面電車日本全国完全乗車」を目指す自分としてはその繋がった部分は「乗れてない区間」となっていたので、ここを乗るためだけに富山で降りました(・∀・)
 このあとの乗り継ぎの時間の都合もあるためまずは一番近くで富山駅に向かう方向の駅まで歩きました。




 途中でパチリ。ホントはこの列車に乗らないといけなかった(>_<)




 ここから乗って富山駅に戻ります。


 こういうのがお好きな方もいらっしゃると思いますので載せておきます(笑


 そして富山駅に着きました。5つ前の写真の部分とこの部分を乗るためにやってきました(・∀・) これで再度富山地鉄市内線全線完乗となりました(^_^)/ それにしてもここ、「富山駅」電停なので地図等には「富山駅駅」と載っています(・∀・)




 すぐに富山駅から「あいの風とやま鉄道」に乗って移動しました。


 着いたのは高岡駅。ホームで駅名標探したけど見つからなかったので柱にあった駅名板を撮影。


 高岡駅ではいきなりのタラコ王国でした(笑


 さて、高岡駅から路面電車なら「万葉線」なのですが、ちょっと思い立ったことがあって万葉線には乗らずに氷見線の方に乗りました。


 途中また虹を見ることができました…が、この頃からお天気が再び崩れてきていました。




 氷見線で降り立ったのは伏木駅。おっと、駅名標の後ろに見えるのは…(*^O^*)


 おお~~!よくわからないけどこれはラッセル&ロータリー車ではないか!?さすが雪国、静岡ではこんな車両は見られません(*^O^*)




 さて、この伏木駅で降りたのには理由があります。ここから歩いて万葉線の方に向かいます。ちょうどこの頃から雨が本格的に降り始め、リュックにカバーをしてカッパを着て雨の中を歩くことになりました。


 歩いたのはこんな経路でした。伏木駅から万葉線の中伏木駅まで歩いたのですが、伏木駅を出てからすぐに雨風がキツくなりまして、下半身はカッパは着てなかったのでずぶ濡れになってしまいました(>_<)

 で、なぜここを歩いたのかというと…

 途中にここがあるからです。よーく見てみましょう。




 このブルーシートがかぶせられたこの車両、「65」と描かれているのが見えると思いますが、この車両はかつて清水市内を走っていた路面電車、静鉄清水市内線の車両です。紆余曲折があり今ここで保管されていることを知り、見に来ようと思ったわけです。いや~~~懐かしいなあ~~。まだ形が残っているだけでも嬉しかったです(*^O^*)


 こちらの車両には「イオン高岡ショッピングセンター」と読めるのでおそらく万葉線で使われていた車両と思われます。さすがにここまで朽ちると再生は難しいかなあ…

 大雨の中、なんだかちょっと嬉しくなってまたここから歩いて大きな小矢部川を渡り万葉線の中伏木駅に到着しました。この時が一番大変だった(^^;)



 路面電車でも郊外の電停となるのでこじんまりした駅でしたが花壇も含めてキレイにされていました。地元の方の愛を感じます(^_^)


 後から引かれたこの水道管は、どうやら雪が積もった時に溶かすためのもののようです。


 やってきたのはこのレトロな車両でした。これに乗って終点「越ノ潟」駅を目指しました。

 疲れてきたのでこの回はここまでにします。また続き書きまーすm(_ _)m

コメント
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