「ダメ人間」と「危険人間」
これら2種は明確に区別すべきだ、そう思うことが多い。
ダメ人間とは、おおよそ、
ニート、恋愛ニート、勉強・仕事ができない・しない、無気力、
コミュニケーション力がない……そんな感じの人々だ。
一方、危険人間とは、
いじめっ子、社畜、爆音バイクで走る人、ポイ捨てをする人、
そして、ほとんどの刑事事件の犯人たちのことだ。
最近の、特に日本では、危険人間に異様に甘く、
ダメ人間に恐ろしく厳しくなってきている気がする。
「努力が足りない」、「甘えるな」
「社会は厳しいんだ」の大合唱がその典型例と言えるだろう。
だが、本来はその逆であるべきだと思うのだ。
危険人間に厳しく、ダメ人間に寛容に……。
だから刑法をもっともっと厳しくしようという意見には賛成。
某ライトノベルのヒロインの言葉を借りれば、
「悪人に人権はない!」である。
悪人とは当然、ダメ人間ではなく、危険人間のことである。
海外では、不法投棄だけで死刑判決もありうるようだが、
そういう厳しさは評価できると思う。
一方、韓国の旅客船セウォル号沈没事故(2014年4月)において、
先日、職務放棄して自分だけ逃げた船長に死刑判決が下された。
これは、個人的には気の毒だと思う。
船長の行動は、危険人間としての行動ではなく、
ダメ人間としての要素が強いと感じるからだ。
精神的に弱くなったとき、誰しもダメ人間になってしまうリスクがある。
だからこそ、危険人間に厳しくする代わりに、
ダメ人間には、いつでも何度でも立ち直るチャンスが与えられるべきだと思う
失神ゲーム 中3生徒に度々暴行
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3101273
ニュースに関連して。
私は少年法に大反対である。
国家総動員法と同じくらいの悪法だと思う。
少年法の是非は、
「被害者が理不尽を我慢するか、加害者が理不尽を我慢するか」
という論点に集約できる。
被害者に
「運が悪かったと思って諦めてくれ」と要求するか、
あるいは加害者に
「あなたを罰するのは酷かもしれないが、
やってしまったことは仕方ない。諦めて刑罰を受けてくれ」
と要求するかという問題だ。
少年法は、前者の立場を支持していると思われるが、
私は、後者の方がよほど理に適っていると思うのだ。
また、事件が起こった時点で「歪み」が発生したことになる。
その「歪み」を被害者側にしわ寄せするか、
加害者側にしわ寄せするか。
加害者の権利を、被害者より優先させることがあってはならない、
つまり前者はありえないと思うのだが、現実には……。
だから極端な話、2歳児が犯罪を犯したとしても、
被害者保護の立場から、成人と同じように対処するべきだと思う。
他にもいくつか、少年法に反対する理由はある。
まず、「年齢」で区切ることに疑問がある。
たとえば5歳で大学入試の問題を解いてるような「化け物」が
現実に存在する。
いや、もっと恐ろしいことは、
真の天才は頭のよさそうに見えないこと!
本当に頭のいい人は、「頭がいい」と他人から思われることに
あまりメリットがないことに、かなり早い段階で気づいてしまう。
そこで、わざとトンマにふるまう可能性がある……。
そういう「化け物」が少年法を悪用しないとも限らない。
いっそ少年法をなくしてしまうか、
あるいは、個人の情状を詳細に検討するようにするか。。。
そうしなければ、被害者は報われまい。
■首都圏で交通スト 「料金返せ」「放送ぐらいしろ」
(朝日新聞デジタル - 03月20日 12:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2810142
関東バスや相鉄がストライキを決行した。
「客の迷惑を考えろ!」などという怒声が飛び交い、
ストの張り紙をはがして投げつける光景もあったという。
かつては、鉄道・バスのストライキは珍しくなかった。
わざと電車やバスを遅らせる「サボタージュ」という亜種もあったらしい。
※サボタージュ
「サボる」の語源。ストライキの亜種。
わざとだらだら仕事をして雇い主に圧力をかける行為。
しかし現代日本では、
ストライキやサボタージュへの風当たりは強い。
でも、ストライキやサボタージュがほとんど行われなくなったのと、
ブラック企業が大きな顔をし始めたのとは無関係ではなかろう。
政府は「民間企業の賃上げ」を連呼しているが、
労働者が積極的にサボタージュをすることで、
賃上げは効率的に進むのではなかろうか。
つまり「薄給だと思ったら手を抜く」こと。
「いい仕事をして欲しかったら、もっと高賃金を」
と雇い主や顧客に圧力をかけるのだ。
「お客様に迷惑をかけちゃう……」
「仕事があるだけでもありがたく思わなければ」
「1円でももらったらプロ。手を抜くなんてとんでもない」
…………。
日本人だとそう思ってしまうが、
そう考えてしまうと、ブラック企業の思うツボ。
ブラック経営者やモンスター顧客は、笑いが止まらないですぜ。。。
非情なようだが、
ストライキやサボタージュは、れっきとした労働者の権利だ。
この前、インドでは医師がストライキをしてたくさんの死者が出ているそうだが、
「ストライキなら仕方ないよね」というのが国民の捉え方らしい。
日本では、労働者の権利がとかく蔑ろにされている。
労働者=奴隷、滅私奉公するのが当たり前、
という風潮には、ぜひともブレーキをかけなければならない。
生身の人間なのだから、
「少しでも楽をして高給を求める」権利があることを忘れてはならないだろう。
願わくは、都市機能が麻痺しても
「ま、ストライキなら仕方ないよね^^」というような
労働者に優しく、ゆる~い社会である。
おもしろい本を読んだ
些か読みにくい(?)のが玉に瑕だが、
とても勉強になり、目からウロコの嵐である
●二神能基、『ニートがひらく幸福社会ニッポン』
http://booklog.jp/users/tooriame/archives/1/4750336521
著者によると、近年、
ニートを愛しニートと結婚する女性が増加中ということだ
「自分も背伸びせず、ありのままでいられる」
「世間ずれしていなくて、とても純粋」
「細やかな気配りをしてくれて優しい」
そんな、マイナスイオンを振りまくような魅力が
女性を引き付けているそうだ
この書籍では、ニートを
「21世紀型価値観を持ち、時代に適応できる進化系人類」
と捉えてるところが新鮮である。
書籍のキーワードにもなっている、
20世紀型価値観と21世紀型価値観をざっくりまとめると、
以下のような感じになるだろう。
【20世紀型価値観】
・結婚相手は、経済力が最優先
・物質的豊かさを重視
・男は仕事、女は家庭
・物欲、成長思考、経済至上主義、ガンバリズム、上昇志向
・「正社員であり、結婚してなければ人にあらず」というつぶやき
・「たとえイヤなことでも、仕事ならやる」という姿勢
【21世紀型価値観】
・結婚相手は、人柄が最優先
・精神的豊かさを重視
・男女の関係なく、お互いにできることをすればいい
・物欲なし、成長思考なし、アンチ経済成長主義、安定志向
・「結婚って、正社員っぽくてイヤなんですよね」というつぶやき
・「たとえ好きなことでも、仕事ならやらない」という姿勢
悲しいことであるが、20世紀型価値観を持つ人と21世紀型価値観を持つ人が
わかりあえることは決してないだろう。
まるで、イスラム原理主義者とクリスチャンくらいに……。
まずは、お互いを「宇宙人」だと認め、わかり合うのは諦めること。
ここを割り切ることが大事だとのことだ。
無理にわかり合おうとしたり、自分の価値観を押し付けたりすると、
「戦争」が勃発しかねない。
40代以上の人の多くは、20世紀型価値観を持つとされるが、
問題は10~30代。。。
10~30代には、20世紀型価値観と21世紀型価値観が同居してるので
混乱することも多い
まるで、1つのPCにマックとウインドウズを入れたように……。
そんな混乱の中で、21世紀型価値観へと進化して来てる人が
「ニート」だと書籍では述べられている。
ニート、あるいはニートライクの人は金銭への執着がほとんどなく、
その金銭感覚は「ラテン系」の文化に近いものがあるらしい。
たとえば、財布をすられても、
「本当にお金を必要な人が持っていったなら、いいんじゃね?」
というさっぱりした感じである。
徹底したアンチ経済成長主義、アンチ仕事主義。。。
「みんなで少しずつ"貧乏"を分かち合おう」という
ちょっとキリスト教的な考え方を持つのもニートと言える。
少子&超高齢化で、今後、経済はどんどん縮小する運命にあるだろう。
経済成長・物欲以外の楽しみを見つけ、
日々、小さな幸せを見つけるようにしなければ
21世紀を生き抜いていくことは困難だ。
仕事を生きがいにすることも難しくなるだろう。
労働の存在価値が下がる一方で、こんな考え方もできる。
人々は労働に時間を取られることなく、
やりたいこと、勉強したいこと、
考えたいこと、研究したことなどに十分な時間を費やせるようになるのだ。
育児、家族サービス、友達づきあいにも目いっぱい時間を使える。
身の回りに、まったく話の通じない「宇宙人」はいないだろうか。
その宇宙人は、ひょっとすると、
「21世紀型価値観を持ち、時代に適応できる進化系人類」なのかもしれない
■残業代なし・罵声、拳も…ブラック企業にメス
(読売新聞 - 09月01日 08:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2561363
とうとうメスが入るのか……。
政府がブラック狩りへと動き始めたのは、よいことだと思う
だが、他の方の日記にも書かれていたが、
こういうのは「完全に抜き打ち」でやらなければ無意味だろう。
予告してしまったら、隠蔽の機会を与えてしまうと思う
そして、悪質な企業名が公開される際、
ブラックとして有名なWとかUとか、もう一つのWが入ってなかったら、
この政策が、茶番に過ぎないことがわかってしまうな
あるいは摘発される企業があまりにも少なかった場合にも……。
個人的には、日本企業の99%以上がブラックだと思ってるので。
●↓私の定義するブラック企業
http://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/b4e1df717c68a5012ee32adcff88747b
これまで、ブラック企業の摘発が遅れてきたのは、
労働法違反が、駐車違反と同格であるかのように考えられてきた背景が
あるのではなかろうか。
労働法違反は、れっきとした人権無視。。。
下手すればそのまま奴隷化に移行しかねない、
深刻かつ、きわめてゆゆしい問題なのだ
また「労働法を100%守ったら経済が破綻する」という意見もある。
だがもし、労働法が守られることで経済が破綻するのであったら、
「この国は、違法な過労によって支えられてるブラック国家でした」
ということを証明することになってしまう。
それが怖くて、政府は本気で取り締まらないのかなw
ということで、
ブラックがデフォルトである日本にいると、どうにも感覚が麻痺してしまう。
シンガポールで働く人に聞くところによると、
「たかがビジネスで叱られたり説教される」
なんてありえないし、意味がわからないと聞く。
少し古いデータであるが、ネットで流れてる
「俺が見たスペインの職場」と「俺が見た日本の職場」
を比べて見れば、いかに日本の職場が遅れているか、
そして、野蛮で幼稚であるか、考えさせられてしまう……。
--------------【引用】-----------
俺が見たスペインの職場はこんな感じ
* 自称早朝(ただし10:00)出勤
* 昼飯は当然自宅で。何があろうと自宅に帰って飯。
* 飯の後は昼寝。昼寝がないと働いてられねーよ、と。
* 午後はワイン(しかもボトル)でも引っかけながら陽気にお仕事。
* 職場がアルコール臭。
* 遠くから歌声が聞こえてきたかと思ったらこっちも負けては
居られないと熱唱。仕事そっちのけ。
* 土日どころか、かったるい日は全般的に休み。
* 夏休みは7月から9月まで。でもなぜか仕事よりマメに
* バカンス先の写真を律儀に送る。
-------------------------------
------------------------
俺が見た日本の職場はこんな感じ
* 弱い者いじめをしても「指導」「教育」と言っとけば許される。
* 仕事で成功しなければ、生きてる価値がないと思わされる。
* 仕事には(無限の)責任感を持たなければならない。
* (達成不能な)ノルマも果たさずに帰るなんて許されない。
* 病気になっても簡単には休めない。
* 同じ質問を2回すると激怒される。
* 有休を消化したり定時で帰るのは、犯罪扱いだ。
* 夏休みは5日もらえたらラッキーな方だ。
* 有休は遊ぶためではなく、どうしても会社にいけないときに会社が許してくれる休みなので、会社に感謝しなければならない。
-------------------------------
リモコンのスイッチを押す。
画面を見たくない気分と、早く結果を知りたい衝動のジレンマ
やっぱり
痔眠盗の圧勝である
アンチ痔眠盗にとっては、なんともみじめになる瞬間である(笑)……。
今朝の読売新聞によると、投票率は52%だそうだ。
残りの48%の人は、もしかすると
「どうせ痔眠盗が勝つんでしょ。自分一人が投票したところで……」
なんて思ってるのかもしれない。
だとすれば、今さらながらこれは深刻だと思わざるを得ない。
推測するに、若い人があまり行ってないのだろう。
そういう自分も、二十代前半の頃は選挙に行ってなかったから、
人のことは言えないのだけれど(苦笑)……。
理系だったこともあり、大学生の頃までは、
政治経済なんて何がおもしろいのかわからなかった。
だから、選挙にも無関心だったのだ。
政治経済に興味を持ったのは就職してからである。
「理系の子どもに、政治に興味を持たせる教育」というプログラムも
考える必要があるのかもしれない。
「自分一人ぐらい」と一千万人が考えていたら
その影響は計り知れないのだから。
東京においては、「ブラック企業一掃」を訴えている
吉良よし子さんや山本太郎さんにがんばって欲しい
「99.99%がブラック企業である」なんていう社会じゃ、
後輩や未来の子どもたちに、申し訳ないとしか言いようがないし。
●私が考える「ブラック企業」の定義は以下↓
http://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/b4e1df717c68a5012ee32adcff88747b
●耐えても逃げても終わらない! ブラック企業“負の連鎖”をどう断ち切る?
http://news.nicovideo.jp/watch/nw601276
「ブラック企業」が益々問題になっているようだ。
どこの国にも、ブラック企業は存在するだろう。
でも日本のように、99%以上(ひょっとすると99.99%以上?)が
ブラック企業である、なんていう国がどこにあるのだろう。。。
そもそも、ブラック企業とは何か。
今回は自分なりに、ブラック企業を定義してみようと思う。
【1.労働法違反がある】
これは問題外。漆黒企業である!
でもこれが多いこと、多いこと……。
「サービス残業」という名の強盗・恐喝行為は有名だが、
1日の残業時間を15分単位で切り捨てて計算したり、
有休を消化させないなんていうのも、れっきとした違法行為。
「課長や店長に残業代を出さない」のも違法になる可能性が高い。
※「サービス残業」は、労働者がもらえるべきお金を
企業ぐるみで巻き上げてるのだから、れっきとした強盗or恐喝である!
【2.「休めない」というシチュエーションがありうる】
人間なのだから、病気にもなれば怪我もすれば、
家庭の事情もあるだろう。
なので「絶対に休ませない」というのは、
労働者を人間扱いしていない証拠といえよう。
「絶対に休めない」状況がある企業は、
労働者を奴隷、もしくは燃料としか思っていないのでは。
【3.『社畜」に乗っ取られている】
私の忌み嫌う「社畜」とはこういう輩↓
http://yaplog.jp/oomizuao/archive/202
こういう輩がいる職場は、雰囲気も労働環境も悪化し、
互いにいがみ合うようになるだろう。
いじめ・パワハラ・セクハラも頻発する。
【4.経営者目線が求められる】
これも厄介。
同時に、日本企業の特徴のひとつとも言える。
経営者:「いかに低賃金でたくさん働かせるか」
労働者:「いかに高賃金で少ししか働かないか」
利害は対立して当然だから、
労働者に経営者思考を求めるなんてありえない。
それなのに、平社員やパートにまで、
「自ら考え、自ら動く」ことを要求し、
末端の労働者にまで「責任感」「プロ意識」を求め、
会社への無限のコミットを強要する……。
つまり、労働者でありながら「歯車」であることが認められず、
骨の髄まで奴隷になり切らなければ許してくれないのだ。
よく考えれば、いかに恐ろしい話かがわかるだろう。
ということで、以上のように定義すると、
日本企業の99%以上が含まれてしまうと思うのだ。
モラルも法律も無視しまくりのブラック企業が跋扈すると、
数少ない、まじめで良心的な企業が淘汰されてしまうことにもなる。
「正直者が馬鹿を見る」土台を作ることにもなってしまうのだ。
また、日本は相変わらずの自殺大国である。
理由は「健康問題」がトップであるが、
推測するに「仕事が原因のうつ病」がほとんどなのではなかろうか。
たいして実害のないゴキブリやムカデを駆除する暇があったら、
政府は、ブラック企業の駆除を本気で考えるべきだと思う。
「やばい、ブラック企業に入っちゃったかも知れない……」
ネットをうろうろしていると、早くも
新人と思われる人たちの、そんな発言を目にする。
「甘えるな!」「社会はそんなに甘くない!」
と一喝するのは簡単であろう。
たしかに、フランス並みの労働環境で働いて泣き言を言うのなら
ちょっと甘えてると言ってもいいかもしれない。
だが、少なめに見積もっても
日本企業の99%がブラック企業だという現実を忘れてはならない
私の考える「ブラック企業の定義」についてもいつか書きたいと思うが、
端的に言えば、悲しいかな、日本人のいる環境では、
企業は物凄い勢いでブラック化する傾向がある。
今は閉鎖してしまった、かつての人気ブログ主さん(海外で働いてる)の
「日本人のいるところに、クソ労働環境あり」は名言だと思う。
日本の企業社会に違和感を覚えるのは、まっとうな感覚である
「我慢できない私が甘えてるのかな」なんて思う必要は1ミリもない。
間違っているのは新人たちではなく、
地獄のような労働環境なのだから……。
ところで、百万が一、自分が政治家になったら(笑)。
徹底した労働者保護政策をやりたいと思う。
スローガンは『労働者に優しく、企業に厳しく』。
たとえば、日本社会では退職・転職を繰り返したり、
年齢を重ねると、再就職が難しくなる傾向がある。
それはちょうど、
離婚を繰り返したり、年齢を重ねたりすると、
色眼鏡で見られて再婚が難しくなる現象と似てないだろうか。
相手に非があって離婚に至った場合、
相手に慰謝料・養育費・生活費などを請求することができる。
同じ理屈を、会社を辞めた場合にも当てはめるのだ。
労働法違反やパワハラ、いじめ、セクハラなどがあって
労働者が退職した場合、
労働者は企業に、慰謝料、生活費・養育費などを請求できる
という法をぜひとも作りたい(笑)。
名づけて『労優企厳法』。
(すみません、ネーミングのセンスが絶望的になくて……)
先に書いたとおり、日本の多くの企業はブラックなのだから、
たいてい労働者が勝ち、企業からお金をゲットできる構図となる
最近は、「景気が回復した」と言われても
潤うのは企業ばかりで、一般市民の財布は決して膨らまない。
企業が、肥満細胞のように内部留保していることも原因と思われる。
その内部留保を吐き出させる意味でも『労優企厳法』は有効ではないか。
ブラック企業として有名なYの会長兼社長T・Y氏なんて、
個人資産が一兆円以上あると言われている。
それをなんとか、市場に吐き出させたいものだ。
(↑貧乏人のひがみ(笑)?)
もし『労優企厳法』が成立すれば、
せいぜい企業は必死で労働法を守るようになり、
パワハラ・セクハラ防止に命をかけることになるだろう。
加えて企業は、辞められるのが怖くなり、
労働者が辞めない、魅力的な条件を提供するようにもなって、
アベノミクスの意図通り、必然的に
サラリーマンの給料も上がることになるのではなかろうか
■19年前の小6自殺「体罰が原因」…市教委訂正
(読売新聞 - 03月21日 07:07)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00001157-yom-soci
少し論点がすれてしまうかもしれないが、
体罰を受けたときの状況が気になった。
ポスターの作り方を質問した際、担任教諭から
「何回同じことを言わすねん」と、頭や頬を殴打されたという。
自分も、同じ質問を二度も三度もしてしまうタイプだと思うし、
同じミスを50回は繰り返さないと覚えないタイプだからだろうか……。
この児童が、どうも他人ごととは思えない気がしたのだ。
よく、同じ質問を二度すると激怒する人がいるが、
あの心理がわからない。
理解するスピードなんて、人それぞれ異なって当然。
まして相手は小学生。
まさか、「自分ができるのだから他人にもできるはず」
などと思ってるのだろうか。
特に子どもの場合、明らかに真剣に聞いてたのに、
話を理解していない、ということが少なくない。
そういう人間がいるということが、想像できなかったのだろうか。
こういう輩に限って、
「わからないことは何でも聞きなさい」と宣い、
質問をすると「何度同じことを言わせるんだ」と吼え、
質問せずに自分で考えてやると、、
「わからなければ聞けっていっただろう」と怒り狂うんだよな。。。
なお、
「二度同じことを聞くと怒られる」という文化の拝啓には、
「失敗に慣用でない」ということと関連が深いと思う。
私の好きな
Freedom is not worth having if it does not include the freedom to make mistakes.
というガンジーの言葉がある。
『失敗する自由を含まなければ、自由なんて持ってる価値がない』
という意味であるが、
現代日本でも、もっと失敗やミスに慣用になるべきだと思う。
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【通り雨の旅路(本館)】
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まずはじめに。
ネットで、外国人を擁護するような発言をすると、
「在日外国人」などとイチャモンをつけられることが多いようだが、
自分の祖先、遡ること遅くとも平安時代から日本にいるようだ。
生粋の日本人から見ても、
日本人のこういう面は目に余るということで記事を書いた。
(占い師に見てもらったら、前世はヨーロピアンと言われたが、
前世までは責任を持たん……)
●広島8人殺傷:「仕事で怒られ恨み」社長を最初に襲う
http://mainichi.jp/select/news/m20130315k0000e040242000c.html
広島の工場で、外国人研修生が
経営者など8人を殺傷した事件。
この事件、とても気になっていた。
不適切な言い方かもしれないが、
「起こるべくして起こった」という感が拭えない。
いろいろなメディアを見ると、事件を起こした研修生は、
「社長は人使いが荒くて、言葉が悪い」
「コミュニケーションがとれず、周りからイライラされて辛くあたられた」
「一生懸命やってるのに叱られる」
などという不満を漏らしていたそうなのだ。
日本人の中には、
「仕事なんだから辛くて当たり前」
「甘えるな!」
などと言い出す人が出てきそうだが、ちょっとストップをかけたい。
「仕事は辛くなければいけない」なんていう妄想を抱くのは、
たぶん、日本人だけのようなのだ。
↓こんな意見もある(どこかの掲示板で見たのだが、どこで見たか忘れた……)
語調からして、外国人の発言である可能性がある。
■■■■■
仕事って本来みんなでワイワイ楽しみながら
お互いフォローしたり持ち上げたりして
成長していくものなんじゃないのですか?
あの人たちは何故いつも仕事ごときに感情的になって大声出すんですか?
あの人たちは何故いつも自分が仕事において上位であることを誇示するのですか?
そんなに仕事を知っていることが人間的に偉いのですか?
あの人たちは何故いつも職場の雰囲気を悪くさせるのですか?
あの人たちは何故いつもイライラしてるのですか?
■■■■■
そう、いい大人が、
仕事のことで声を荒げたり感情的になるのは、
世界的に見ると、きわめて異質なことなのだ。
「仕事ができない」というだけの理由で
いじめもどきのことが許される……。
とても、21世紀の先進国の文化とは思えない。
一生懸命にやってる人(しかも成人)を
人前で怒鳴るなんてことをもし海外でやれば、
殺し屋に狙われることにもなりかねない、と聞いたことがある。
怒鳴ったり罵倒したりすることは、
それくらい人のプライドを傷つける行為だということは、
理解に難くないと思うのだが。
でも、日本人は「仕事となると」豹変する人がいる。
普段はものすごく温和なのに、
仕事となると眉間にしわを寄せ、
後輩を叩き、きつい言葉を周りにぶちまける。
はっきりいって、気味が悪いし怖い。。。
私が「社畜」と呼んで、
いつも激烈に嫌悪している人たちだ↓
http://yaplog.jp/oomizuao/archive/202
外国人雇用を積極的に進めている企業も多いし、
日系企業で働く外国人は、どんどん増えていくだろう。
なんとかの一つ覚えみたいに、
グローバル化を唱える企業は多いが、
幼稚で野蛮な文化、「社畜っぽい思考」から卒業しない限り、
こういう事件は今後、増えていくと思う。