生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

「お花畑」上等!「物」に価値を見出せる風流

2025-02-01 | 雑記
こんなブログを書くと
「お花畑🌼」とか「何も考えていない」とか言われそうだ。

でも逆に、みんな、なんでそんな
目先のセイカツとやらに、近視眼的にムキになれるのだろう。

人生なんて所詮は、『死ぬまでの暇つぶし』に過ぎないし、
どんなにうまく「セイカツ」したって
人生は『生きては終われない』のだから、
もっとリラックスしていいと思う。

そんなことを言うのは、昨日お勧めに挙がってきた
こんなニュースを読んだからである。

●独身で死亡した伯母の家じまいで苦労した、大迷惑
https://forzastyle.com/articles/-/73624

個人的には、この伯母は借金もなく、
変な人間関係も残さずで、立派だと思ったが、
世間の見かたはそうではないらしい。

そんな多数意見をサクッとぶった斬ります!

ずばり。あわよくば多額の現金遺産があらば……
という、がめつい打算がなかったと言えますか?



私が独身だから、独身者を擁護するわけではない。
私自身が現金財産は大してないくせに、
いくつも不動産を持っているから、
この伯母に弁護的な発言をするのでもない(ホントかよ笑……)。

率直な感想としては、この36歳姪はがめつい。
あまりに心が寂しい。人生何が楽しいのだろう。

※以前「がめつい人」を定義する記事を書きました
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/9cfcf0502b90251620240fc3b613c9bc


なぜ、「物」は全て処分することが前提なのだろう?
現金以外の「物」はゴミ同然💀ということか。

家が一つ増えてラッキー、いろんなものがもらえて嬉しい
と思えぬ余裕のなさが悲しい。

家なんて何個あってもいいのではないか。
セカンドハウス、サードハウス……。

ほとんどの物だって立派に使える。
使おうとして何の使い道もないものなんて滅多にない。

書籍なんて、もらって嬉しくないことがあり得るのだろうか。

伯母さんの手帳やメモ、PCなどから、
若くして亡くなった伯母さんの思想がわかり、
何かクリエイティブなことに生かせる可能性すらある。


「断捨離」とかいう
クソくだらないブームを作ったのはどこのどいつだ!?
出てこい笑! TVの生中継で議論したいくらいだ。

まあ、管理費や固定資産税などを捻出するために、
家中を「宝探し」して
現金を作るようなことはしても楽しいと思う。

私も独身で死を迎えれば、不動産や愛すべき物、書物なども
ゴミとして、負動産として
経済の波に飲まれて消える運命なのだろうか。

そう考えると、おちおち死ぬこともできない。

そうならないために、
遺言書を作っておいたほうがいいかもしれぬ。

とりあえず、カメ2匹(35歳くらい)の引き取り先は確保した。

あとは、現金以外の「物」に価値を見いだせる、
自分の頭を使って考えられる創造的な人間を探して、
相続人として任命したい。

「🌸お花畑🌼」で上等である!
所詮現実なんて、人の思い込みが作る虚像に過ぎない。

誰もが現金にしか価値を見いだせなければ、
不毛な死の砂漠になるし、
風流や侘び・寂びなどを理解して生きる人が増えれば、
現実は百花繚乱のお花畑になる。
コメント
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