【まとめ】初・海外旅行を通して

急加速し、飛ぶ気満々になる飛行機……――
やがて、ふわりと浮かんだと思ったのも束の間、
成田の街灯は、すぐに雲の下に消えた

『静けさや　椅子に染み入る　エンジン音』（字余り）

周りは、中国語と英語だらけ。
日本語を見つけられるのは、自分の所持品だけである。

ここはもう日本ではない。。。
不思議な感覚だ。

だが、世界中どこでも雲の形は同じだった
当たり前だが、そんなことが妙に感動したりする。


9月30日から10月3日まで、概ね好天には恵まれた



だが、香港の暑さはハンパでない
この時期、香港・マカオの気温は日本の真夏と同じくらい。
そのうえ、湿度90％以上とのことだ。
まさに『ザ・熱帯～』という感じである


いざ海外に行ってしまえば、
ブロークン英語で、なんとかなってしまうことも実感した

国内で「コミュニケーション」といえば、
多様なボキャブラリを使って、いかにうまく説明するか、
を意味することが多い。

だが、海外生活で要求されるコミュニケーション力とは、
いかに少ない単語でわかってもらうか、なのだ。

1日目は暗号にしか見えなかった中国語も、
3日経つと、「なんとか読める」感覚になってくるから不思議


海外では、
「やってみればなんとかなる」がキーワードだろう。

そして、
『驚き」や『新鮮な経験』こそは、
『塵労に効く薬』そのものである

もし、「最近疲れて鬱っぽくなってきた……」
と感じる方がいらっしゃれば、
異国情調に触れるのは超お勧めである
実際、ハードなスケジュールで動いてもまったく疲れず、
『ヒットポイント』が3倍くらいになった感じがするし。。。


今回の海外デビューを機に、
目の黒いうちは、世界各地を回ってみたくなった


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【通り雨の旅路（本館）】
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/
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マカオへ

2日目は、フェリーに乗ってマカオへ

マカオという音が、カカオに似てるからか、
熱帯多雨林のような場所を想像していた

だが、行ってみてびっくり
人口密度は世界一の都市だったのだ

治安はよいが、スリが多いらしい。

添乗員のIさんから、
ナイフで裂かれた、上着の内ポケットを見せてもらった
着てる人を傷つけずに、財布だけゲットするなんて……
恐るべしテクニック。
ズボンを履いたまま、パンツを脱ぐくらい難しいに違いない。


マカオは、元ポルトガル領だった影響もあり、
ピンクや黄色の建物が目立つ
小学校でさえ、こんなピンク色をしているのだ


なお、香港からマカオへ行くには、
1時間くらいフェリーに乗る。



海の色は、
香港の近くで美しい花緑青色だったが、
マカオに近づくと芥子色に変わっていくのがおもしろい。

ただ、このフェリー、ものすごくイヤな揺れ方をする（笑）
乗り物には酔わない自信があったが、
後半はちょっと辛かった。。。
極端な寝不足だった影響もあるだろう。


マカオは、世界遺産のオンパレード


中には、こんなものも世界遺産だったりする。

そして、午後にはマカオタワーへ。
展望台では床がスケルトンになってる部分があり、
なかなかのスリルである


そればかりか、
世界最高のバンジージャンプも経験できるのだ。

そして、これがバンジーの紐。


えっ、バンジーはやったのかって？

今回はツアーで、
自由時間が少なかったので、やってません。
……というのは表向きの理由。
スミマセン、チキンで決心がつきませんでした（笑）

次回マカオに来たときには、
きっとやりたいと思います


※マカオの語源
媽閣廟（マッコー）に由来するという説が有力らしい。

ポルトガル人が現地の人に、
「ここはどこか？」
と聞いたところ、
「有名な寺のことでも聞いてるに違いない」
と思って、
「マッコー」と言ったのが「マカオ」に聞こえたとか。

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きらびやかな香港☆

3日目は、香港の観光

香港は、日本との時差がわずか1時間
治安はかなりよく、夜中でも出歩くことができる。

おもしろいのが『女人街』
日本で言うと、アメ横のような商店街で、
「ニセモノのバッグ、安いよ～」
と言いながら、堂々と客を捕まえてたりする。

ブランドにこだわりがなく、ニセモノでもよいと開き直れば、
これほどおもしろい商店街もない


また、街を見渡すととにかく原色が多い
ネオンサインも、色とりどりなので、
遠くから見た夜景が、絵の具をぶちまけたように見えるのだろう

21時。ツアーを終えたあと、
いざ、ビクトリア・ピークへ。

地下鉄に乗ったのだが、
どの駅も、カラフルで驚かされる。









次の駅は何色かな～なんて、
絵本でも読んでるような気分になってしまう

ピークタワーに着くと、
延々とエスカレーターを乗って登っていく。
頂上に着くと
噂通りの百万ドル夜景が広がっていた



そして、何気に真下を覗き込むと、
絶壁のようになっている。
明るいうちにくると、その怖さも楽しめるだろう


ホテルに帰ったときには24時を過ぎてた。
すでに、
旅行終了の日になっていたことが寂しく感じられる。


なんとなく気づいたのが
香港の人は、歩くのがかなり速いこと
おじいさん、おばあさんまで含めて。。。

そういえば、添乗員のTさんが、
「香港は『車優先』なので、渡るときは気をつけてください」
と話していた。

たしかに、
日本のような歩き方をしていたら、
スクラップになるのも時間の問題だ……
ささっと道路を渡ることが多いために、
速く歩くことが訓練されるのだろうか


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