生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

北端のwinter wonderland♪

2010-12-26 | 昆虫・生き物

※稚内の写真は、フォトアルバムにまとめました手(チョキ)カメラ
1.宗谷北部・鳥類
2.東京⇔北海道・飛行機より
3.稚内_風景
----------------------------------


今年のイブは、出張で稚内~クッチャロ湖飛行機
人生で『一番北』を経験したw手(チョキ)


暴風雪警報発令中の宗谷岬。。。雪台風
「暴風」といっても、
東京のそれとはまるで根性が違うふらふら

車はぐらぐらと揺れ、
外に出れば、顔が変形しそうな圧力を感じる。

「車のドアを開けた瞬間、ドアが風にもぎ取られた衝撃

という体験談にもうなずけた。


さて今回は、生物調査系の出張ということで、
本当にいろいろな動物・野鳥に出会ったひよこウマ


まず、オオワシ獅子座
羽を広げれば、2.5メートルぐらいの巨鳥だ。
オオワシがいると、カラスがとにかく騒ぐ騒ぐ。


猛禽は臆病で賢く、そうそう人間のそばにはこない。

だが、丸腰の人間は、
おせじにも「強い動物」とはいえないから、
オオワシがもし本気出せば、
人もやられてしまうのではないか。。。

また、おもしろいシーンがいくつか……。


オナガガモ(黒くて小さい鳥)がコハクチョウに
かんちょう~、と突っつくウッシッシ
すると、コハクチョウはフンをする。
そして、オナガガモがそのフンを食べる……。

鳥のフンには、未消化物が多い。
「消化も助け合って……」。。。きわめて合理的だ(笑)。

それから、どうもコハクチョウたちが、
いつもに比べて、ぴりぴりしてるとの話……雷

いったいどうしたのだろうがく~(落胆した顔)

近くで、オオタカがうろうろしてたとのウワサも入る。

部屋の中から、なんの気なしに外を見てたら
次の瞬間、森から躍り出た大きな影が、
ハクチョウの群れに突き刺さったダッシュ(走り出す様)exclamation ×2exclamation ×2
オオタカだ衝撃

でも、狩りは失敗。
見た範囲では
最後の0.1秒ぐらい諦めてたように感じた。
「ま、いっか~あっかんべー」みたいに。。。

※突然のできごとなので、写真は撮れませんでした。


今回、
ハクチョウが、人間一人ひとりを区別してることが
はっきりと感じられた。

Aさんが群れに近づいたときと、
Bさんが近づいたときでは、
リアクションがまったく違うのだ。

鳥頭、なんて侮るべからず手(パー)


冬の道北というと、厳しいイメージが強い。だが、
動物や野鳥が好きな人にとっては、まさにwonderlandぴかぴか(新しい)

昆虫でさえも、
寒さの厳しい北海道でしか見られないものもいる。

一生に一回くらいは、
北端の地でクリスマスを過ごすのもいいかもしれないクリスマス夜


それでは少し遅れましたが、みなさん、
Merry Christmas!
聖誕快樂
Frohe Weihnachten!
Buon Natale !
Bon Noe"l! 
Feliz Navidad!
Hyva"a" joulua!

…………。

 

*************************************
【通り雨の旅路(本館)】
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/

【Twitter】お気軽にフォローください^^
http://twitter.com/turquoisemoth
*************************************

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする