この前のことだが、
「私たち、ゆとり世代なんです
行くところ行くところで、
『これだからゆとりは……』と言われて……」
と話す大学生に会った。
就職した「ゆとり世代」が、職場で目の敵にされる、
という話はよく聞くけれど、
これこそ、勘違いはなはだしいと思う
第一、「ゆとり世代」には何の責任もないではないか?
私としては、それ以前に
「ゆとり教育」そのものは、必ずしも失敗でないと思っている
失敗点を挙げるとすれば、
「上の世代に、ゆとり世代を受け入れる器の大きさがなかった」
ということに尽きると思う。
ゆとり教育を実施する前に、
上の世代を、みっちり教育する必要があったのだ。
多くの人が実感するように、
日本には、異様なまでの緊張感やせかせかと追いまくられるような
ムードが漂っていると言われて久しい
・電車が二十分遅れただけで激怒する。。。
・スーパーの「お客様の声」みたいなコーナーには、
やれ店員の態度が悪いだの、やれ仕事が遅いだの、
という苦情が山のように展示されている。。。。
・ヘッドホンを使用の際には、音漏れにご注意ください。。。
いずれも、
世界から見れば、ギャグだと思われる可能性が高い。
神経質にもほどがあるというものだろう。
そのうち、ヘッドホンの音漏れどころか、
隣にいるヤツの心臓の音がうるせえ~、とか
言い出すんじゃないか(笑)
と誰かが言ってたけれど、あながち冗談ではないのかもしれない。
こんな、息苦しい日本社会の突破口になるのが
「ゆとり世代」の企業進出ではないか、と期待する
まあ、ネットで話題となっている
「↓↓俺が見たスペインの職場」みたいにしろとまでは言わないが(笑)
--------------【引用】-----------
俺が見たスペインの職場はこんな感じ。
* 自称早朝(ただし10:00)出勤
* 昼飯は当然自宅で。何があろうと自宅に帰って飯。
* 飯の後は昼寝。昼寝がないと働いてられねーよ、と。
* 午後はワイン(しかもボトル)でも引っかけながら陽気にお仕事。
* 職場がアルコール臭。
* 遠くから歌声が聞こえてきたかと思ったらこっちも負けては
居られないと熱唱。仕事そっちのけ。
* 土日どころか、かったるい日は全般的に休み。
* 夏休みは7月から9月まで。でもなぜか仕事よりマメに
* バカンス先の写真を律儀に送る。
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