フジテレビで、子どもの躾についてやっていた。
7歳の子どもがバッタの足をちぎって遊んでいた。
どのようにするのがベストか?
A:自分で悪いことだと気づくまで見守る
B:「子どもはそういうことするもんだ」と理解を示す
C:殴ってでも辞めさせる
回答は……↓
……Cだという。
もちろん「殴ってでも」というのは言葉の綾で、
それくらい必死に止めるという意味だとのことだ。
これは納得。
では、次は難問。
7歳の子どもから
「バッタの足をちぎるのはいけないのに、
なぜ花を切って飾るのはいいの?」
と聞かれたら、なんと答えるか。
模範解答が……↓
バッタの足をちぎっても誰も喜ばないけれど、
花を切って飾ればみんな喜んでくれるでしょ、だという。
この模範解答には首をかしげざるを得ない。
露骨な人間目線で、バッタや花の立場が考慮されてない。
人間の勝手な都合で、植物も動物も好きなようにしていい
と教えることになりかねないだろう。
では自分だったらどのように答えるか。
7歳といっても学力はピンキリだろうから、
それぞれの子どもの学力に合わせられるよう、複数の回答を考えてみた。
「○○も、髪の毛を切られるのはいいけれど、手をちぎられるのはイヤでしょ?」
「バッタの足はもう生えてこないけれど、花はまた生えてくるから」
「バッタは痛みを感じるけれど、花は痛みを感じないって言われてるから」
…………
パッとしない答えしか思いつかなかったが、こんなところだろう。
なにか別の妙案を思いついたら、ぜひ教えてください