生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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小泉環境大臣の「人口は半分でよい」発言について

2021-03-26 | 人口を減らせ論

このブログでも何回か書いてきたが、
先進国で出生率が下がっているのは
「生物としての進化」ではないかと私は思っている。

仮に今、すべての地球人が複数の子孫を残したら、
数百年、下手すれば数十年で人類滅亡が待っている。
人口爆発は、地球にとって大きな脅威だ。

それに、地球資源の量から考えて、現在の人口でも、
全ての人が「健康で文化的な生活」をするのは不可能。
必ず誰かが犠牲になる「椅子取りゲーム」なのだ。

だから、人口をこれ以上増やすなんて愚の骨頂。
まして、育児に向いていない人にまで子作りを強いて、
放置子、道路族、虐待される子ども、不幸な子どもを
増やすなんて……。


政治家で「少子化は悪でない。地球人口が多過ぎる」
と言う人がいないと嘆いたことがあるが、
小泉環境大臣がきちんと言っていたことに気づいた。
先日も「地球人口は半分でいい」と言った。

正直、これまであまりよい印象がなかったので、
かなり見直しました。小泉さん、失礼いたしました。

ただ、「少子化=悪」「国家繁栄のために子どもを産め」
が世論なので、小泉環境大臣の発言には残念ながら批判的な意見が多い。

「世界人口が少ないほうがよい、という発想は、
戦争につながるのではないか?」という指摘があるが、
これには対策を考えてある(政治家でもないのに政治家気取り……)。

CO2の排出のごとく、
『人口を減らした国は表彰&国際的に絶賛、
増やした国は罰則&国際的に非難』、
という国際条約を作ればよいのではないか。

そうすれば
「嫌いなあの国、人口増えやがれ」という構図を産むので、
戦争の抑止力になるわけである。

コメント (2)
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