以前、実家の天井裏や壁の中から、
動物の足音のようなものが聞こえると書いた。
始めはネズミかと思っていたのだが、
その足音はだんだん、だんだん大きくなり、しまいに
昨年にはヒトが走っているのかというくらいの音量になった。
当時には感じなかったけれど、
こうして書いてみるとなかなか怖い……。
そういえば、その足音がしているときには
いわゆる「ラップ音」も凄かったし。
そして昨年。
母が亡くなってしばらくすると
その音は次第にしなくなっていった。
まるで母の他界に合わせて大きくなっていったようで、
あれはいったい何だったのか。
我が家では哺乳類を飼っていたことはない。
母は幼い頃、大きなイヌを飼っていたようだが、
そのイヌが迎えにきたのだろうか。
尤も私が動物好きだから、
「母のお迎え」をあえてヒトとしてのご先祖様でなく、
動物が担ってくれたとしても不思議ではない気はする。
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