『ケーキの切れない非行少年たち』が話題になった。
非行を犯す少年には、
知的障害・発達障害で苦しんだ末に……
という人がけっこう含まれているという話だ。
※私も「不注意型ADHD」です。
念のために確認しておくが、
知的障害・発達障害があると犯罪を犯すわけでは決してない。
〇非行少年→知的障害・発達障害がけっこう含まれる
×知的障害・発達障害→非行少年が多い
知的障害や発達障害があると、
「誰にでもできること」でも
エベレストに登るくらいに難しかったりする。
一事が万事その調子なのだから、
「まともな」日常生活を成り立たせるのが困難で、
適切な支援や周囲の理解が得られなければ、
アリジゴクに飲み込まれるアリのごとく、
ダークな世界に転落していってしまうことは十分に考えられる。
さらに私が指摘したいのは、
これらの「運動能力バージョン」の存在だ。
(私もその毛があるのだが)身体が極端に不器用なために、
「誰にでもできること」がこなせない例も
結構あるのではないかと感じていること。
例えば、右手でカバンを持っているときに、
何かを渡され、左手で受け取ろうとして
右手と左手が絡まってしまう、そんな感じだ。
このタイプがファミレスやコンビニでバイトをしたら、
なんて考えただけでも恐ろしい……。
発達性協調運動障害(DCD)の亜種と考えてもよいかもしれない。
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