どこかで見たのだが、
子どもがなりたい職業1位が
「会社員」になったという。
昭和生まれとしては、子どもの頃は
「サラリーマンにだけは絶対なりたくない!」
なんて思ったものだから少し寂しい。
プロ野球選手とかyoutuberとか
お菓子屋さんとか言っていた時代の
なんと夢があったことか……。
この社会現象は、もちろん悲観的なものではない。
会社員の労働環境が改善し、
奴隷扱いから人間扱いへと変わってきた証でもある。
人生に一度は昭和的価値観で
大手企業に就職してみるといい、
と私でさえ思います。
会社員をやっていけそうな人は、
そのままレールに乗ったほうが
はるかに人生は楽だからです。
あくまで「やっていけそうな人」ですが……。
労働環境がかなり改善してきているとはいえ、
会社組織がど~~~してもダメ、
と言う人はそれでも一定数います。
安心してください。
そういう人は就職してみれば即わかります。
お酒が本当にダメな人が、一口飲んだだけで
真っ赤になり、動悸がし、猛烈に嘔吐するがごとく。
会社員がダメなタイプは
1秒でもカイシャという空間にいたくない、
と強く思うことでしょう。
「1秒でも」というところがポイントです。
我慢や忍耐、根性で
何とかなるレベルの違和感ではないということです。
ひと昔前だと「高学歴だけど会社員がダメ」という人は、
塾講師や家庭教師になったものでした。
今ではもっともっと無数の選択肢があるので、
いつでもどうにでもなると思います。
そういう意味でも、
一回は就職してみるのも悪くないと思います。
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