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「ザリガニは顔から尿を出す」ネタをつぶやいたら、
いろいろ盛り上がったので、日記にも書いてみる。
もしヒトも顔から尿を出すように進化してたら……。
人前で排尿するのが恥ずかしいという発想がなくなり、
軽犯罪がもっともっと横行してしまうだろう
東京の端の江戸川区というやや田舎な地域の例だが、
10年くらい前までは、立ち小便・野小便はしょっちゅう見かけた
だが今では、幼児や酔っ払いでも滅多にしなくなっている。
一方で、明治の頃には女子高生が道端でフツーに小用を足していて、
それを辞めるよう学校で繰り返し指導したという話もある。
尤も今でも田舎の方にいけば、おばあさんが道端でやっていたりするが。
時代や地域の変化、あな恐ろし。。。
小学校の校舎をくまなく探せば、必ずどこかに「う○こ」
という落書きを見つけることができるだろう。
そして中学校の校舎をくまなく探せば、必ずどこかに「○EX」
という落書きを見つけることができる。
子どもの頃は皆、この手の話が大好きだったはず。
おしっこ・う○こは「創造物」なのである。
でも大人になるとそれがタブーになる。
特に最近は、あまりにも神経質にタブー視しているようで寂しく感じる
排泄は、動物の基本中の基本。
イモムシでも、フンを見れば体調やさなぎになる時期が予想できる。
そもそも膀胱や肛門はなぜあるのか。
野生動物にとって、フンは自分の存在を天敵に知らせてしまうので、
垂れ流しはきわめて危険。
また、種によってはマーキングなどコミュニケーションに使ったりする。
それで「我慢して溜めておく」機能が発達したのだ。
しかし鳥類では、
飛びながら垂れ流せば危険は少ないので、肛門が未発達。
・金魚のおしっこはどこか?
・なぜコアラの赤ちゃんは親のフンを食べるのか?
・ウサギが自分のフンを食べるのはなぜか?
・尿から洗剤を作る
…………。
こんなサイエンスイベントを開催したら
きっと子どもに大ウケなのではないだろうか。
(もし受けなかったら、本気でやばい時代になったと言えるだろう)
私が小学生の頃は、まだとてもおおらかだった。
女子と一緒に遊んでても、いきなり
「ちょっと横向いてて!」なんてこともあった。
いわんや男子をや…………。
『黄色いハンカチ』や『斜陽』でも女性の野ションシーンが描かれている。
※「太宰治『斜陽』ってどんな話か知ってる?」と聞いて、
「貴婦人が野ションする話でしょ」と答えたら、最初の数ページで挫折したのが丸わかり(笑)
排泄への考え方は、おおらかな時代か、神経質な時代か、
を反映しているのではないかと考えている。
だから、野小便の減少を単なるマナー向上とは喜べない気がするのだ。
※以下、拙著もよろしくお願いいたします。
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