「そういえば、銅が溶けるところってみたことがないな……」
鉄や亜鉛などは、薄い塩酸や硫酸にも溶ける。
だが、銅を入れてもどうにもならない。
銅はH+よりイオン化傾向が小さいので、
強酸というだけでなく、
強力な酸化力を持つものでないと溶けないのだ。
その身近なものが、硝酸や熱濃硫酸というわけである。
硝酸や熱濃硫酸などという超物騒なものを
たくさんの生徒がいる前に持っていきたくない。
そこで、化学室で予備実験し、動画に取りました。
思った以上に過激に反応……
生徒の前でやらなくてよかった~
★銅を硝酸で溶かす(1分20秒くらいから激しい反応が起こります)
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幸い、わが校の教室にもモニターが設置され、動画を見せる体制が整いましたので、どんどん見せていきたいと思います。「理科が好き・楽しい」と思わせることができたら、私のミッションはほぼ終わり、と思っているので😊
亜硝酸ナトリウム→亜硫酸ナトリウム
でした。
言葉だけ、あっても教科書の写真だけだとイメージが付きにくいですが、どんなものがどんな感じで出てきて…というのを安全に配慮しながらイメージをつかんでもらえるというのを考えていてすごいなぁ、と思いました。
失礼ながら、動画を見て思ったのですが、このような動画も見せるともっと生徒さんの体系的理解が深まり、化学の面白さを知ってもらえるのではないか、と思い提案させていただきます。
(1)濃硝酸でなく希硝酸に溶かしたときの銅の反応→色が違うぞ→実は濃度の違いでできるものも違ってくる
(2)できた溶液に亜硝酸ナトリウムを溶かしてみる:溶液の色が変わったぞ、何ができたのかな→実は銅の色が変わった。銅は複数の酸化状態があり、それによって色が変わる。これ以外にも複数の酸化状態があるのはいくつかあるよ
(3)アンモニア水を入れてみる:青白い沈殿ができたけど、もっと加えると色が濃くなって溶けた。一方でこの沈殿を温めると黒い沈殿になった。何ができたんだろう?