母がなくなって半年以上が過ぎた。
※2012年、豪州ブルーマウンテンにて
脳の、感情を司る部位の麻痺が
今だに取れていないのがわかる。
この麻痺は、いつか取れるときがくるのだろうか。
麻酔が切れたときに襲ってくる激痛……
そのときが怖くて堪らない。
公認心理師として客観的に見ると、
「PTSDに解離現象を伴ってきている」
という状態なのであろう。
ところで2018年、発症する直前の母が
何かと私の抽象的なラフスケッチを
気味悪がったのを思い出した。
何の変哲もない、曲線が描かれただけなのだが、
「このメモ、何? なんか気持ち悪いんだけれど……」
と恐ろし気に指差す。
パーキンソン病では、妖怪に取り囲まれるような
怖い悪夢をよく見るという。
類似疾患のレビー小体症では、
しばしば幻視が出現する。
今考えると、あれが一番最初シグナルだったのかもしれない。
あの時点で鍼灸や漢方を試していたら、結果は変わっていただろうか。
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