心理学、精神医学では、
人格障害(パーソナリティ障害)という考え方がある。
DSM-5の分類では、以下10種類に分けられる。
クラスターA(奇人変人型)
・シゾイド(スキゾイド):世捨て人、浮世離れ
・失調型:異星人、不思議系
・妄想性:他人を信じられない
クラスターB(公害型)
・反社会性:暴力、犯罪、サイコパス
・自己愛性:パワハラ上司、いわゆる小姑
・演技性:大ウソつきと悲劇のヒロイン
・境界性:自傷や自殺未遂で振り回す
クラスターC(ストイック型)
・回避性:極端に臆病
・依存性:自己犠牲的、極度に従順
・強迫性:完璧主義、杓子定規
見ての通り、誰にも多少は当てはまるし、
複数に該当する人もいることだろう。
ところでドラクエには「呪われた武器・防具」というのが存在する。
攻略本にも
「あなたの判断で呪われたまま使ってもよいものもあるはずだ」
と書かれている
同様に、
軽度であれば「パーソナリティ障害」でなく「パーソナリティ」、
つまりは「個性」とみなして
自身でうまくコントロールしながら付き合うのがよいと思う。
ただし、これはクラスターAやCの話で、
クラスターBは異なる。
他人を大きく傷つけるリスクが大きいので、
専門家に相談して、然るべき治療を受けるべきだろう。
クラスターAやCのパーソナリティは、
うまく生かすと、特殊な職業で才能を発揮することもある。
参考までに、各パーソナリティでの適職と思われるものを挙げる。
・シゾイド:修行僧、自然科学者、動物や自然と関わる仕事
・失調型:芸術家、作家、占い師、スピリチュアル系、哲学者
・妄想性:弁護士、警察、公務員、人事
・回避性:子どもや動物や自然と関わる仕事
・依存性:看護師、保育士、介護士、カウンセラー
・強迫性:経理、プログラマ、工場作業
私はと言えば、シゾイドと失調型の毛があると自覚している
シゾイドの最大の特徴として「正社員に向いていない💀」
を挙げることができるのではないか。
「サラリーマンなんてイヤだなあ」と思いながらも、
大抵の人には我慢できるレベルで、何年も何十年も勤められる。
でもシゾイドには、本当にマジでガチで
嫌で嫌で堪らなくて、1秒耐えるのも必死なのだ。
シゾイドは物欲に乏しく、とにかく欲しがらないし、
異性にすらほとんど興味がない。
強がりでもルサンチマンでもなく、
シゾイドは本当に孤独が苦にならないのである。
シゾイドの男性は、生涯独身で過ごすことが多いが、
女性はアプローチを受け、受動的な結婚をすることも多い。
シゾイド同士で結婚すると、よい距離感を保つことができて、
理想的な夫婦になることもある。
なお、シゾイドには妙に動物を手懐けるのが上手い人がいる。
強度シゾイドだと、本当にホームレスになってしまうことがある。
それでも全く苦痛を覚えないのがシゾイドだ。
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