先日、ある女性と飲み会で話した。
「異性だからって、恋愛を意識しないとならぬ」
っていう風潮、メチャクチャうざいよね、と……。
「男女の友情は成立するか」は昔からある議題だけれど、
なぜ男女がフツーの友達であってはいけないのか?
加えて
「彼氏・彼女が、自分以外の異性と交流するのを嫌がる」
というセコい人も理解できないよね、と。。。
LGBTなど様々な事情はあるにしろ、
生物学的に、ヒトには2種類しか性別が存在しない。
性別が違うというだけで、人間関係に制限をかけるのは、
知的生物として、あまりに寂しいことだと思う。
生物種によっては、性別が3種類以上存在することもある。
特に菌類の中には、性別が1000種を超えるものもあるようだ。
「生物としての生殖」を考えた場合、
性別の種類は多いほうが有利に決まっている。
性別が2種だと、ランダムに出会った個体同士が
異性である(生殖可能である)確率は1/2。
性別が1000種あれば、
その確率が999/1000に跳ね上がる。
だが、地球上の大多数の生物は、
性別を2種類にするという進化を選んだ。
これはいったい何を意味するのか?
生物学的には定説はまだないようだけれど、
恋愛を考えるうえでは、ぜひとも踏まえておきたい現実である
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