『大きな迷宮のような家を建てて、
友だちや親戚みんなで住む』
↑私が幼児の頃の夢だが、
冷静に見ると、
女子的というか、女王アリみたいでもある。
祖父が大工で、大工を身近に感じたことと、
一人っ子で親戚やイトコが愛しかったという背景がある。
最近、「ん?……」と思うことがある。
この夢に近づいていないか、と。
母の介護をきっかけにヘルパーさんやケアマネさんをはじめ、
いろいろな人が出入りして賑やかになってきたからだ。
リハビリにもなるから、
私も母も、お客さんを歓迎する方向になってきている。
ちなみにだが。
私は相当しつこいので、まだ母をたちの悪い神経難病だと信じていない。
決定的証拠に乏しく、状況証拠(症状)からの診断であるのだから。
何かのきっかけで快方に向かうという希望をまだ捨てていない。
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