今週、「年間の自殺者30000人問題」
についての特集が、シリーズで報道されていた。
この特集では報道されていないが、
深刻になっている人にたいして、
意外なほど癒し効果があるのでは、と考えていることがある。
それが、”話を聞くこと”。
特にグチの類である。
グチと言ってもいろんなパターンがあるが、
気になる2タイプを。。。
1.真冬の網走で寒い寒い~型
ネーミング通り、真冬に網走旅行にいって、
寒い寒い、と文句を言っている人をイメージするとわかりやすい。
これは、言うことに意義有り=愚痴ることを愉しんでいる節がある。
北海道が寒いことはわかりきっているし、
訴えてもどうにもならないことも。
「それなら網走から出ていくといいですよ」
なんて、”正しい”アドバイスはたぶん不用。
2.聞いてほしい型
とにかく状況を説明して、
自分のつらい立場をわからようとするパターン。
多くの場合、
議論をふっかけようとか、解決策を考えようという気は
さらさらない。
ただただ話すことで、表情がどんどん明るくなる。
2つに共通するのが、
話す人は必ずしも”正しいアドバイス”を求めてはいない、という点だろう。
正しいことを言うと、
話し手が、自らの微細な落ち度を再認識して、
かえって、追い詰められてしまうことになりかねない。
愚痴り側が、話すことに意義有り、なのに対して、
聞き手は、聞くことに意義有り、なのかもしれない。
机に背筋を伸ばして座っていると、
聞く人もつい、”正しいこと”を言ってしまう。
休日の夜にコーヒーを啜りながらとか、
晴れわたる海沿いの道をドライブしながら
行うのが一般的になれば、
グチも愉しいコミュニケーション手段のひとつになっていきそうだ
うまく聞き流せる達人になることにしよう。
なんだか、いつ会っても愚痴ってる人がいるんですよね。なんかないと、つまらないとか言ってましたから。愚痴るようなことがあるのがすきで、好んで引き寄せているのか・・すごい疲れました
たしかに、愚痴が大好きな人います(笑)。1回に原稿用紙30枚分くらい話していく人とか……