写真は明治の文豪で陸軍軍医であった森鴎外の
旧居跡の碑で、水月ホテル鴎外荘の入り口にある。
住所:台東区池之端3丁目3番21号
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森鴎外の原稿など貴重な資料も展示されている。
森鴎外は文久2年(1862)島根県の津和野で医者の
森静男の長男として生まれた。
本名を林太郎という。
森鴎外がドイツから帰朝した明治21年(1888)
5月から23年10月まで住んでいたところである。
鴎外はここで明治22年(1889)3月9日海軍中将
赤松則良の長女登志子と結婚し、その夏にこの地に
移り住んだ。
明治23年(1890)1月処女作「舞姫」を「国民の友」に
発表した。
しかしこの結婚は意にそわぬもので長男が生まれた後、
明治23年9月に離婚している。