2020年11月28日、神戸市立長田区文化センターで楠木正成と湊川神社に関する
講演会で兵庫駅の近くにいました。その時に表題の「キャナルタウンのモニュメント」
の写真を撮りましたので紹介します。
上の2枚の写真はキャナルタウン兵庫のモニュメント
煉瓦倉庫の鉄柱とレンガが使用してモニュメントが建てられました。
上の写真は現地説明板。そのまま転記しておきます。
「キャナルタウン兵庫では、その街の名にちなんで、当広場から兵庫駅南公園までの間に、
延長約600mのキャナル(運河)を新しく整備します。このモニュメントは、その始まりを
意味しており、「運河から海へと続く未来への旅立ち」を5本の列柱で表現したものです。
また、列柱には兵庫貨物駅跡地に実在した煉瓦倉庫の鉄柱を5本用いています。
この煉瓦倉庫は、山陽鉄道の神戸機関庫として明治21年(西暦1888年)に建設され、
煉瓦壁の柱には英国から輸入された鉄柱が使われていました。
鉄柱には、HAMILTON'S IRON WORKS LIMITED LIVERPOOLと生産地表示が刻印
されています。歴史的価値があることから、この鉄柱と同じ物が神戸市立博物館に
保存されています。
なお、兵庫貨物駅は、当モニュメントの敷地を含む東西延長約1Km、面積約5.5haの
国鉄時代の貨物駅で、昭和59年まで使用されていました。また、山陽鉄道は、明治39年の
鉄道国有法の公布により国有化され、国鉄山陽本線となっています。」
貨物駅だったころの航空写真が神戸新聞NEXT(下に添付のサイト)に掲載されて
いますのでリンクしておきます。
神戸新聞NEXT|神戸|貨物駅から大規模住宅に 震災被災者支えたキャナルタウン (kobe-np.co.jp)
上の写真は生協(COOP)が入っているビルの南側を流れるキャナル(運河)の水路
コープ兵庫の住所表示は下記のとおりです。