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ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げ on 2021-12-25

2021年12月26日 07時20分40秒 | Weblog

NASA(アメリカ航空宇宙局)などは2021年12月25日、南米のフランス領ギアナの

宇宙センターから、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JMST)」を打ち上げた。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は30年あまり運用されている「ハッブル宇宙望遠鏡」の

後継にあたり、地球から150万km離れた宇宙空間から、宇宙の成り立ちなどの解明に向け

観測を始める。135億年前に誕生した銀河の観測を実施する予定。

観測開始は2022年秋頃よりの予定。

JMSTに関するWikipediaの解説文を引用

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(ジェイムズ・ウェッブうちゅうぼうえんきょう、英語: James Webb Space Telescope、JWST)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が中心となって開発を行っている赤外線観測用宇宙望遠鏡である。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機であるが、計画は度々延期され、2021年12月25日に打ち上げられた[1][4]。

JWSTの名称は、NASAの第2代長官ジェイムズ・E・ウェッブにちなんで命名された。ウェッブは1961年から1968年にかけてNASAの長官を務め、のちのアポロ計画の基礎を築くなど、アメリカの宇宙開発を主導した。かつては「次世代宇宙望遠鏡」(NGST / Next Generation Space Telescope)と呼ばれていたが、2002年に改名された。

JWSTの主な任務は、宇宙誕生ビッグバンの約2億年後以降に輝き始めたとされるファーストスター(種族III)を初観測することである。ファーストスターからの光は赤方偏移により波長が引き延ばされ赤外線に変化すると考えられており、赤外線域で捜索・観測することによって、ファーストスターを発見することが期待されている。そのほか、搭載する高解像度の赤外線画像センサーと分光器による系外惑星の観測についても、新たな知見が得られるのではないかと期待されている[5]。

JWSTの運用は、ESAとNASAが共同で行う計画である。打ち上げ後JWSTは、太陽 - 地球のラグランジュ点の1つ(L2)に置かれることになっている。JWSTは、ハッブル宇宙望遠鏡(以下「HST」と記す)のように地球の周回軌道を飛行するのではなく、地球から見て太陽とは反対側150万kmの位置の空間に漂わせるように飛行する。その距離は月の公転軌道より約4倍外側である。

精密な観測を追及するほど、太陽から発せられる光や電磁波、あるいは自身の機体から発せられる赤外線すらもノイズになるため機体を極低温に冷却し、さらに太陽や地球から発せられる光なども避ける必要がある。そのため、JWSTは折畳まれた遮光板を搭載し、遮光板によってJWSTの機体に到達する不要な光が遮蔽される。L2点においては、地球と太陽が望遠鏡の視界の中で常に同じ相対的位置を占めるため、頻繁に位置修正しなくとも遮光板を確実に機能させることができる。そのためJWSTは地球から遠く、また地球と太陽からの光(赤外線)を同時に遮光できるラグランジュ点(L2)に送り込まれる。

HSTは地表から約600kmという比較的低い軌道上を飛行している。このため、光学機器にトラブルが発生してもスペースシャトルで現地へ行って修理することが可能であった。これに対し、JWSTは地球から150万kmもの遠距離に置かれるため、万が一トラブルが発生してもHSTのように修理人員を派遣することは事実上不可能とみられている

関連サイト:

1.ハッブル宇宙望遠鏡とジェームス・ウェツブ宇宙望遠鏡の比較

 Comparison: Webb vs Hubble Telescope - Webb/NASA

Youtube動画

Primary Mirror Size Comparison Between Webb and Hubble

 

2.ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げから観測までの過程

James Webb Space Telescope Launch and Deployment

 

3.打ち上げに関するニュース

 World's most powerful telescope separates from Ariane 5 rocket (yahoo.com)

 

4.ハッブル望遠鏡に関するブログ

 NHK Eテレ番組「ハッブル宇宙望遠鏡~宇宙の謎を探る30年の軌跡~」を視聴して - CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ) (goo.ne.jp)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (らいとNGC7000)
2021-12-26 17:12:05
こんにちは。
JWSTの観測開始はいつになるだろう?とわくわくします。
ハッブル宇宙望遠鏡の128億光年先まで見える能力に比べて、135億光年先まで見えるようになることは、とてもすごいことだそうです。
準備と調整にしばらく時間がかかりそうですが、何とかうまく作動してほしいですよ。
返信する
コメント御礼 (CHIKU-CHAN)
2021-12-27 03:38:19
らいとNGC7000様へ
コメントありがとうございました。
同感です。
宇宙の神秘的で素晴らしい写真を
見られる時が楽しみです。
返信する

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