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関東大震災から100年目の9月1日

2023年09月01日 18時10分29秒 | Weblog
9月1日は1923年(大正12年) 関東大震災が発生したことで昭和35年(1960)に
防災の日と制定され、各地で防災訓練などのイベントが実施されています。
今年は特に発生から100年の節目の年で特別な思いもあります。

関東大震災について8月31日早朝、NHK総合テレビ「明日をまもるナビ」で紹介
されていました。

本ブログでは上記番組で紹介された資料を利用して関東大震災の概要を纏めてみました。

発生したのはいつ
 発生したのは1923年(大正12年)11時58分32秒です。

震源はどこ
 震源は小田原沖です。
上の写真は震源範囲を示した図です。

マグニチュードはいくつ
 マグニチュードは7.9です。

最大震度は?
  最大震度は7です。
上の写真は震度7であった場所(赤)の分布図。相模湾周辺で揺れがひどい。

死者・行方不明者
  死者・行方不明者は推定10万5,000人です。
  約90%は火災によるとされています


全壊・焼失家屋
全壊・焼失家屋は約32万棟にのぼりました
上の写真は横浜市と東京市の全壊家屋数
震度は神奈川県の方が東京よりひどく上のような結果となっています。

東京での出火場所

上の写真は東京市火災動態地図(1924年9月作成)です
出火場所は134カ所にのぼりました
東京市の市域の4割が焼けたと言われています。

上の写真は地震発生から約1時間後の13時時点での火災の範囲

上の写真は地震発生から約2時間後の14時時点での火災の範囲

上の写真は地震発生から約3時間後の15時時点での火災の範囲

震災直後の写真






3万8千人が死亡した公園

震災祈念堂(江戸東京博物館や国技館の東側)のある公園に避難していた4万人のうち3万8千人が火災旋風などで死亡されました
公園の面積は6.6ヘクタールの空地で「陸軍被服廠跡」であった。

上述の番組ではここにいた被災者の経験談(火災旋風)を紹介されていました。
2023年9月1日の神戸新聞1面で当時の東京市長であった永田秀次郎(南淡路市出身)
が当時、「市の職員が犠牲者の氏名を確認していたが、猛暑が続いて遺体が腐敗してきたので」
永田東京市長の決断で死体にガソリンを流し合同荼毘されたいう。
永田秀次郎氏は「生涯この時の事をずっと思い続けいた」と孫の永田秀一さんが話す。
詳細は神戸新聞NEXTに掲載されています。(下記サイト)

上記神戸新聞の記事には永田秀次郎東京市長の辞世の句「震災忌我に古りゆく月日かな 」
も紹介されています。永田市長の故郷の南あわじ市(兵庫県三原郡倭文村)に碑があります。
 
永田秀次郎の想いは東京都墨田区横網二丁目の横網町公園の災害伝承碑にも書かれています。
詳しくは下記サイト。

過去の地震



首都直下地震での予想

30年後までに関東大震災と同程度の首都直下型地震が起きる確率は70%とされています。
最近その被害予想がされています。
我々が出来ることは備えが大事で正しい知識で備えることが肝要です。

上手く纏められませんでしたが時間が無い(外出予定)のでこの辺でアップします。



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