上の写真は高田馬場の流鏑馬像です。
所在地:東京都新宿区西早稲田2丁目1番11号
(穴八幡神社内)
享保13年(1728)8代将軍徳川吉宗が
世継の疱瘡治癒祈願のため穴八幡宮へ奉納した
流鏑馬を起源とし以来将軍家の厄除けや若君誕生
祝いに高田馬場で流鏑馬が奉納されるようになった。
明治維新後一時中断したが昭和9年(1934)に
皇太子(現天皇)誕生祝いのため再興されたが
それも太平洋戦争で中断された。
昭和39年(1964)流鏑馬の古式行事を保存
するため水稲荷神社で復活された。
さらに昭和54年(1979)都立戸山公園に会場
を移し毎年10月10日に公開されている。
高田馬場の流鏑馬は小笠原流で勇壮で美しさをもって
おり貴重な伝統行事である。
昭和63年3月4日に新宿区の指定無形文化財に
指定された。