5月7日(月)、早朝から辺野古へ。Nさんと「うまんちゅ」で海に出た。他には「不屈」、カヌーは11艇だった。
時々、薄日がさすのだが、南の風が強く、辺野古の海には大きな波が立っている。それでもカヌーメンバーらは力強く、辺野古崎近くのN3護岸工事現場に向かって進んでいった。
(辺野古崎に向かうカヌーメンバーら)
(K4護岸の工事現場。一番右はN3護岸)
(N3護岸の現場)
(N3護岸近くに集まったカヌーメンバーら)
(N3護岸近くから「不屈」に曳航されてK3護岸の現場に戻るカヌーメンバーら)
K3護岸はほぼ完成し、K4護岸の西端部の造成工事が始まっていた。カヌーメンバーらはフロートに沿って、突入の機会をうかがう。海保のボートはカヌーよりも多く、なかなかチャンスがない。
・https://youtu.be/3Ty4dM81GL4
それでも順次、突入していく。Yさんは今日も、拘束された後もカヌーの上に立ち、懸命に作業員らに呼びかけていた。
2日のブログにも書いたが、現在、造成が進んでいるのは、外周護岸の下部工(基礎捨石と被覆ブロック)にすぎない。さらに、上部工としてのL型擁壁と消波ブロックが積上げられて初めて完成となる。現状では、まだ、最終完成時の天端高よりも4m以上も低いのだ。これで外周が繋がったとしても、内側に土砂を投入することは許されない。台風時等には高波が容易に護岸を超えて内側に入り、土砂をかき混ぜ、護岸からまたあふれ出ていく。そのため周辺の海は著しく汚濁される。
K4護岸西端の現場。捨石の天端の高さは、海面から1mもないことが分かる。今日は小潮で、満潮時でもまだ海面はそれほど高くはない。大潮の際には、さらに高くなる。
被覆ブロックが積まれた部分も、海面との差はあまりない。