チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<5日の海上行動>波高い辺野古の海。現状の護岸の高さのまま、内側に土砂を投入してはならない!---最終天端高よりもまだ4.4m以上低く、台風時等には大変な事態に

2018年05月07日 | 沖縄日記・辺野古

 

 5月7日(月)、早朝から辺野古へ。Nさんと「うまんちゅ」で海に出た。他には「不屈」、カヌーは11艇だった。

 時々、薄日がさすのだが、南の風が強く、辺野古の海には大きな波が立っている。それでもカヌーメンバーらは力強く、辺野古崎近くのN3護岸工事現場に向かって進んでいった。 

            (辺野古崎に向かうカヌーメンバーら)

              (K4護岸の工事現場。一番右はN3護岸)

                 (N3護岸の現場)

        (N3護岸近くに集まったカヌーメンバーら)

       (N3護岸近くから「不屈」に曳航されてK3護岸の現場に戻るカヌーメンバーら)

 K3護岸はほぼ完成し、K4護岸の西端部の造成工事が始まっていた。カヌーメンバーらはフロートに沿って、突入の機会をうかがう。海保のボートはカヌーよりも多く、なかなかチャンスがない。

 

 今日の映像

・https://youtu.be/3Ty4dM81GL4

 それでも順次、突入していく。Yさんは今日も、拘束された後もカヌーの上に立ち、懸命に作業員らに呼びかけていた。

 2日のブログにも書いたが、現在、造成が進んでいるのは、外周護岸の下部工(基礎捨石と被覆ブロック)にすぎない。さらに、上部工としてのL型擁壁と消波ブロックが積上げられて初めて完成となる。現状では、まだ、最終完成時の天端高よりも4m以上も低いのだ。これで外周が繋がったとしても、内側に土砂を投入することは許されない。台風時等には高波が容易に護岸を超えて内側に入り、土砂をかき混ぜ、護岸からまたあふれ出ていく。そのため周辺の海は著しく汚濁される。

  K4護岸西端の現場。捨石の天端の高さは、海面から1mもないことが分かる。今日は小潮で、満潮時でもまだ海面はそれほど高くはない。大潮の際には、さらに高くなる。

 被覆ブロックが積まれた部分も、海面との差はあまりない。

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