今日(8月10日・土)は宜野湾で、「普天間飛行場の閉鎖・返還と米軍オスプレイの飛行停止を求める集会 」が開かれたが、県主催の「普天間飛行場の辺野古移設について デニー知事知事のトークキャラバン」に参加したので行けなかった。
トークキャラバンでは、知事の基調講演の後、加藤裕弁護士が設計変更不承認処分をめぐる最高裁判決や代執行訴訟の問題点を説明された。その後、「辺野古代執行と地方自治」と題して、行政法の武田真一郎教授、岡田正則教授らが問題提起をされた。
最高裁判決や代執行の問題点はよく分かったが、その点ばかりを指摘しても、残念だが、不承認をめぐる法的争いはすでに終わっている。地方自治法改正の提起も重要だが、それで辺野古の工事が止まるわけではない。今、県が提起すべきなのは、工事の強行を止めるための具体的な方策であろう。
質問用紙に、「現在の状況を打ち破るためにも、埋立承認の再撤回を検討すべきではないか?」と書いて提出したが、読上げられなかった。