24日(土)、午前4時に那覇を出発。北部訓練場のN1ゲート前には午前6時半頃に着いた。今日は土曜大行動の日、ゲート前は次々とやってくる人たちで埋まった。
やがて250名ほどの人たちがゲート前に座り込み、集会が始まった。山城博治さんが、「今朝はすでに50名ほどが3グループに別れて山に入りヘリパッド工事や道路工事現場に座り込んで工事を阻止している。現場とゲート前が連帯して頑張ろう!」とアピールすると大きな拍手が湧き上がった。
私もマイクを握り、県民会議が金曜日に、先日から続いている道路工事について、沖縄森林管理事務所、県庁への申し入れ行動の内容を説明。また、平和市民連絡会として、県外からの500名もの警察職員の導入に対して住民監査請求を起こすことなどを報告した。
午前10時頃、稲田防衛局長が乗った自衛隊ヘリ・CH47がやってきた。皆でヘリに向かって抗議のシュプレヒコールを繰り返す。
この日は、砕石を積んだダンプトラックが20台ほどやってきたが、メインゲートに入って砕石を下ろしただけで戻っていった。多勢の人たちがN1ゲート前に集まったので、結局、諦めざるを得なかったのだ。
ダンプトラックが来ないということで、午前11時頃、N1ゲート前での集会は勝利宣言をして閉会。多くの人たちはN1裏のテントに向かった。昼食後、20名以上が、早朝から工事を阻止するために頑張っているメンバーらと合流するために山の中に入っていった。
相次ぐ違法行為による森林破壊、ヘリパッド工事強行に対して、人々の怒りはますます高まっている。今までは躊躇していたが、現場に入り、重機の前に座り込んででも工事を阻止しようと決意する人たちが増えているのだ。