仲井眞前知事と当時の沖縄県土建部幹部、そして大成建設の責任を問う識名トンネル違法公金支出住民訴訟。提訴以来、4年が経過しましたが、いよいよ1月18日(水)に証人尋問が行われます。私たちは仲井眞前知事の証人採用も申請していますが、18日の尋問の後、その採否が決定されます(その場合は、2月21日に仲井眞前知事の証人尋問が行われます(午前10時~)。
1月18日の日程は下記のとおりです。是非、傍聴においでください。
1月18日(水)PM1:30~PM5:00 那覇地裁101号法廷
証人尋問:赤嶺元南部土木事務所長、漢那元土木建築部長(現石垣市副市長)津中大成建設監理技術者(当時)
<参考>識名トンネル住民訴訟とは
沖縄県が施行した識名トンネル造成工事において、県が大成建設(JV)の要求に屈して、虚偽契約書を作成したため、国庫補助金の返還を強いられることとなり、結局、県民に5億8千万円もの損害を与えた。県議会に百条委員会が設置され、沖縄県警が担当の県職員ら15名を書類送検、そして沖縄県監査委員会も、我々の住民監査請求に対して国庫補助金の返還額のうち利息分(7100万円)を県の損害と認定し(その他については、監査請求を行える期間を過ぎていたというもの)、「関係職員や請負業者に負担させるように」との監査結果を出した。まさに沖縄県政史上、最大の不祥事といわれている。この問題を県民の力で究明し、県民が被った損害額を仲井眞前知事ら責任者に賠償させようというのが私たちの住民訴訟だ。
那覇地裁