5月9日(火)、早朝から辺野古に行った。昨日から埋立本体の護岸工事が始まったので抗議船に乗りたかったのだが、今日は沖縄平和市民連絡会の県交渉のため、海に出ることはできない。ゲート前の座り込みに参加したが、今日も大勢の機動隊に強制的に排除され、その後、20台以上の工事車両が入っていく。もう少し参加者が多ければと、残念でならない。
再開された座り込み集会で、マイクをまわされたので、ゲート前で現在の工事の状況について説明した。ところが、話の途中でまた機動隊が出てきて強制排除が始まった。先ほど入った工事車両がもう出てきたのだ。
昼前に大急ぎで那覇に戻る。午後は平和市民連絡会の県への埋立承認撤回を求める要請行動に参加した。
埋立本体の護岸工事が始まったため、もう一刻の猶予もできない。3月25日に翁長知事が、「埋立承認撤回は必ずやります」と明言したが、いったい何時、撤回をするのかと迫った。しかし、県は、次のように答えるだけで、明確な回答をしなかった。
・「撤回については、引き続き、どのような観点で行えばより効果的なのかを、工事の進捗状況も含めて検討していきたい。」
・「撤回の具体的な時期については、今は言えない。県としては、撤回に向けて法的な検討をしっかりと進めているところです。」
・「法的なものをしっかりと詰めないと撤回は難しい。そこをしっかりと検討していきたい。」
最後に、今後もこういう交渉の場だけではなく、様々な形で意見交換をしていくことを確認して、今日の要請行動を終えた。
*「市民団体、翁長知事に埋立承認撤回を要請」(QABテレビニュース)
*「市民団体が県に埋立承認の即時撤回を要請」(RBCテレビニュース
*******************************
以下は、朝のゲート前の様子
機動隊の暴力的な規制で、今日も左腕がアザだらけになってしまった。