今朝(10月30日)、突然、マスコミから連絡が入った。県の埋立承認撤回に対して、防衛局は行政不服審査法を濫用して審査請求と執行停止の申立てをしていたのだが、国土交通大臣が執行停止を認めたという。
県の国土交通大臣への意見書は、10月25日に届いている。それからわずか5日で執行停止を認めてしまったのだ。全国の行政法の学者110名が批判声明を出していたのに、全く検討もしていない。県の意見を聴く前に、もう執行停止を認める文書も準備されていたのだろう。自作自演の「茶番」としか言いようがない。
明日、国土交通大臣の通知書が沖縄防衛局に着けば、その時点から防衛局は工事を再開するだろう。また辺野古では怒濤の毎日が始まる。
(国土交通大臣の「通知文」を末尾に掲載した。)
午後、オール沖縄会議の主催で、嘉手納の沖縄防衛局前で抗議集会が開かれた。200名ほどが集まり、防衛局に向かって怒りを込めたシュプレヒコールをあげた。
オール沖縄会議共同代表・稲嶺さんが、抗議文を読み上げた。