なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

おとうろう祭り

2004年04月25日 | 
である。毎年、なぜか晴れないのだが、今年は上天気。あっしも上機嫌、で出掛けてまいりました。
 毎年のお楽しみは、「飴細工」。おじさんが鮮やかな手さばき、ハサミさばきで、飴をひねりつつ色んな動物を作ってくれるのだ。今年は「トラ」を注文。手際がいいのよね、ささっと飴をひねって、生き生きしてかっこいいトラが出来上がり。子供の頃は、この飴、高いから(トラは一匹700、当然だけどね、技術料ってやつです)一回も購入できなかった恨みがある。ので、毎年あれこれ購入して楽しもう、というわけ。おじさん、長生きしてね。
 今年はあれこれ大道芸をやってましたが、その中で、「おお!!」と言わしめたのが「梯子乗り」。本物を初めて見たが、なかなか凄い、江戸の町火消しの伝統というやつかあ、要は、これ、なんだかんだ言って、一種の「防災訓練」って感じなのね。梯子は高い、多分3階はあるか?江戸の町は殆ど平屋だっただろうから、この高さからなら火がどこから出て、どこに広がってるかすぐ分かっただろう。この梯子、実は人が10人くらいで支えてるんだけど、手で支えるんじゃないの、カマみたいなのを梯子段に引っ掛けて支える、から、これは結局集団芸なんですね。梯子の支え手と上の演じ手の呼吸が決め手、って感じ。面白かったっす。
コメント
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