なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

野茂さ~ん

2005年06月16日 | 
おめでとうございます!!やったあ!!嬉しいぞ!!
 というわけで、本日は野茂英雄日米通算200勝達成の日であります。こないだの日本代表に比べて、患者さんの反応は今ひとつだったが、そんなのどーでもいい、地道にコツコツ積み重ねてきた結果だもんね、しかも圧倒的に打者有利っぽい大リーグでの勝ち星の方が多い、援護に恵まれずになかなか勝てない時もあったのに。凄いなあ・・・・・・。
 今でも憶えているのだが、野茂さんが大リーグに行く、となったときの日本のマスコミの袋叩きって、まさに常軌を逸してたと思うの。なんだろーこいつら、チャレンジする人に「がんばってこ~い!!」の一言も言えんのかよ、と憤慨したもんだ。で、野茂さんが活躍し始めると、いきなり手の平を思いっきり返しやがってさ。あれ以来、マスコミなんぞ信用ならん、と思ってるわけよ、あっしは。
 大体、日本人ってムラ人間だよね、それをぶっ壊した野茂さんが開けた風穴って、実は野球界に留まらない、色んな分野に物凄く影響を与えてると思う。ポーンと海外に行って力試しする人って随分増えたもの。これはね、「英語でしゃべらナイト」を見てて思ったんだ、こんなに海外でがんばってる人、またはがんばった経歴を持つ人が増えてるんだなあって。アメリカだ、ヨーロッパだ、に全く怯えない人が増えてる。大体、「あの国に比べて日本は~~」と一々比較なんかしてたら、何に対しても、正確な視点で物事を把握できないでしょ。俯瞰ができない、上がったり下がったりでさ。

 あっしのガキの頃は、国語の論説文というと、とにかくアメリカやヨーロッパと日本を比べて「だから日本はダメなんだ(または、特別なんだ=ヘンなんだ)」論ばかり読まされたもんだ。そういうの、実はなにより「自虐史観」だったんじゃなかろーか?社会の教科書より、うーんと思考を操作されたような気がする。いや、社会の教科書をめぐっては毎度毎度新聞が騒いでたしさ、学生もバカじゃないのよ、ちゃーんと距離を取って教科書と向き合ってた。受験=山川=右翼ってね。つまりまあ、受験のためにのみ山川の教科書を購入し、丸暗記して、で、受験と同時に忘れる、という裏業を使ってたのは、あっしだけじゃないと思う。
 社会の教科書ばかりに目を光らせてぐだぐだ言う奴はアホ。
コメント
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