ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

「広重ビビッド」で、江戸文化に触れる

2016年06月12日 | アート・文化
旅行記が続きUPが遅れましたが、5月20日に歌川広重の作品を集めた「広重ビビット」をジム友とサントリー美術館で観てきました。



日本財界の重鎮、日本化薬株式会社元会長である原安三郎氏の浮世絵コレクションです。
それもほとんどが保存状態もよい、初摺りの素晴らしいものばかり。
広重が晩年手がけた五畿七道の68か所の名所を題材にした「六十余州名所図会」は、初公開!



藍色のグラデーションが見事な、「阿波 鳴門の風波」(1855年)



「周防岩国錦帯橋」
何年か前に行きましたが江戸時代はこんな景色だったんですね。
その他、日本全国の素晴らしい景色が楽しめました。

私的に楽しかったのは「名所江戸百景」



「亀戸天満宮境内」と「亀戸梅屋舗」



「猿わか町よるの景」と「赤坂桐畑雨中夕けい」
夜の浅草界隈は粋でいい感じ。
赤坂も今の姿からは想像を得ない景色。



「水道橋駿河台」
今は学生の町、病院が多くある街。
この橋は聖橋辺りでしょうか。



「角筈熊野十二そう」
今じゃ高層ビルが立ち並ぶ西新宿は、江戸の時代はこんなに長閑だったんですね。

名所江戸百景は浮世絵に現在の写真が添えられているので、対比が面白かったし、江戸時代の町人たちの生活が垣間見れるようで興味津々でした。
この他、幻といわれる飾北斎の「千絵の海」が10図揃ったところなども観れました。

5月は若冲展と広重展と日本の絵に触れることができました。



都合でランチが出来なかったので、スイーツを。
サントリー美術館のミュージアムカフェ慶応元年創業の金沢「加賀麩 不室屋」へ。



麩あんみつを食べて帰宅しました。

※たびねすに新しい記事をUPしました。
アクティビティも充実!「ハイアットリージェンシー・グアム」は家族で楽しめるホテル
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする