今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

さぁ、いよいよ本番。夏きのこ 2009.07.04.(2)

2009-07-07 07:57:36 | Weblog

ヒメホタルブクロ



 さぁ、夏きのこの本番だ。十分に雨は降ったし、勤め先の庭園でもきのこは出始めている。きっと、山ではいろいろなきのこが出始めているに違いない。


 朝起きて、庭に出る。ヒメホタルブクロが綺麗に咲いている。さて、どこに行こうか・・・、最初に向かう場所は決めてあった。その様子次第で次の場所を決めよう。


 朝8時過ぎに出発。目的地に向かう途中、自宅近くでヤマドリタケモドキの発生が早い箇所を点検するが・・・・



     
左:Mycena sp.?
右:キツネノハナガサ Leucocoprinus fragilissimus (Berk. & M.A. Curtis) Pat.


キツネノハナガサは今年初。好きなきのこで、撮影の難しいきのこ。今回も写真はダメだな。雨量は足りているようだけれど、モドキは全くなし。早くも暗雲が漂い始める・・・・。



 行く先はS公園だ。途中のゴルフ場の入り口の芝生にモジズリが山ほど咲いていた。一つ一つを丁寧に見ると繊細な蘭という印象だけれど、これだけ集まるとなんだかなぁ・・・。




ネジバナ



 S公園に到着。車を停め、靴を履き替えて歩き出す。いつも、真っ先にチェックする場所・・・、何も無い?





キンチャヤマイグチ     Leccinum versipelle (Fr. & Hök) Snell


これは、綺麗だ。キンチャ本来の色。結構、根が深く掘り出すと立派。そして、その近くの松の木の下辺りには、楽しみにしていたハナオチバタケ。この場所は乾燥が早いのだろうか、萎れはじめたものばかりだった。




ハナオチバタケ(赤)     Marasmius pulcherripes Peck



 暫らく、車道を歩いて行く。その途中、


     
左:Entoloma sp.?
右:ベニウスタケ幼菌?     Cantharellus cinnabarinus (Schwein.) Schwein.



 雨の後、いろいろなきのこが一斉に出だしている。このほかにもアセタケの仲間が幾つか出ていた。


 そして、次の広場の手前で、やっと今年初めてのヤマドリタケモドキに出会えた・・・








     





ヤマドリタケモドキ     Boletus reticulatus Schaeff.


どれも、小さい。まだまだ幼菌。ようやく、夏きのこのシーズンが開幕した。


 この隣の辺りに運が良ければムラサキヤマドリタケが出るはず・・・。




ムラサキヤマドリタケ     Boletus violaceofuscus Chiu


 さらに奥に進んだ。これから一体、どんなきのこに出会えるのだろうか・・・。

続く。
コメント (6)
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