ヒメホタルブクロ
さぁ、夏きのこの本番だ。十分に雨は降ったし、勤め先の庭園でもきのこは出始めている。きっと、山ではいろいろなきのこが出始めているに違いない。
朝起きて、庭に出る。ヒメホタルブクロが綺麗に咲いている。さて、どこに行こうか・・・、最初に向かう場所は決めてあった。その様子次第で次の場所を決めよう。
朝8時過ぎに出発。目的地に向かう途中、自宅近くでヤマドリタケモドキの発生が早い箇所を点検するが・・・・
左:Mycena sp.?
右:キツネノハナガサ Leucocoprinus fragilissimus (Berk. & M.A. Curtis) Pat.
キツネノハナガサは今年初。好きなきのこで、撮影の難しいきのこ。今回も写真はダメだな。雨量は足りているようだけれど、モドキは全くなし。早くも暗雲が漂い始める・・・・。
行く先はS公園だ。途中のゴルフ場の入り口の芝生にモジズリが山ほど咲いていた。一つ一つを丁寧に見ると繊細な蘭という印象だけれど、これだけ集まるとなんだかなぁ・・・。
ネジバナ
S公園に到着。車を停め、靴を履き替えて歩き出す。いつも、真っ先にチェックする場所・・・、何も無い?
キンチャヤマイグチ Leccinum versipelle (Fr. & Hök) Snell
これは、綺麗だ。キンチャ本来の色。結構、根が深く掘り出すと立派。そして、その近くの松の木の下辺りには、楽しみにしていたハナオチバタケ。この場所は乾燥が早いのだろうか、萎れはじめたものばかりだった。
ハナオチバタケ(赤) Marasmius pulcherripes Peck
暫らく、車道を歩いて行く。その途中、
左:Entoloma sp.?
右:ベニウスタケ幼菌? Cantharellus cinnabarinus (Schwein.) Schwein.
雨の後、いろいろなきのこが一斉に出だしている。このほかにもアセタケの仲間が幾つか出ていた。
そして、次の広場の手前で、やっと今年初めてのヤマドリタケモドキに出会えた・・・
ヤマドリタケモドキ Boletus reticulatus Schaeff.
どれも、小さい。まだまだ幼菌。ようやく、夏きのこのシーズンが開幕した。
この隣の辺りに運が良ければムラサキヤマドリタケが出るはず・・・。
ムラサキヤマドリタケ Boletus violaceofuscus Chiu
さらに奥に進んだ。これから一体、どんなきのこに出会えるのだろうか・・・。
続く。