今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

S公園のその後 2009.07.04.(3)

2009-07-08 07:52:41 | Weblog

アカハテングタケ(タマゴテングタケモドキ)    Amanita longistriata S. Imai



 椎の木の林を抜けると広場が広がる。例年、この辺りにはこの時期、幾つかのアマニタとイグチが出る。最初は、アカハテングタケ。先週から、続々と出ている。まずは、幼菌。




     


そして、成菌と老菌。判りやすいね・・・。


 と、思いきや、これは分らない。








     
Amanita sp.


中途半端な傘の色、白い柄、ヒダは白色?変色性はなし。見るからに分らない。この公園でも見たような記憶はない。赤く変色でもしたら、ガンタケと言いたいところだけれど、赤味は全くないし、このツボ、こじんまりと纏まっている。不明!



 次は、美しいベニタケ科。








ケショウハツ?    Russula violeipes Quél.

 これは・・・・、ケショウハツ?ヤブレベニタケかとも思ったが、このヒダの色は違いそうだ。匂いを嗅ぐのを忘れた・・・。




     



 そして、ここにも・・・










ヤマドリタケモドキ     Boletus reticulatus Schaeff.



 ようやく、普通のテングタケに出会う。




テングタケ     Amanita pantherina (DC.) Krombh.



 で、また不明のAmanita・・・



     
Amanita sp.


残念な事に、ツボを確認しようとして、ちょん切れてしまった・・・。
ヒダは白。特に思い当たるものなし。


 デイキャンプ場の辺りはほとんどきのこは無く・・・



     
左:クロハツ     Russula nigricans (Bull.) Fr.
右:クサウラベニタケ 今見ると、ヒダに赤味ない?    Entoloma rhodopolium (Fr.) P. Kumm



 ここから、林の中にもぐり込む。薄暗い、湿った林。




cortinarius sp. ウスムラサキフウセンタケ? ウスフジフウセンタケ?




ビロードツエタケ     Xerula pudens (Pers.) Sing.



     





     
松枯れ病で枯れた赤松の切り株から出始めていた硬質菌





モモイロダクリオキン     Dacrymyces roseotinctus Lloyd




 林を抜けて出た道ののり面から中型のイグチが出ていた。一見、コショウイグチかと思ったが違う。




不明


 サンプリングして紙袋に入れる。傘が接触したところは紙が赤く染まっていた。これも分らないイグチ。


 さらに続く。



 



コメント (2)
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